2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧
幸福と云う怠惰が思考の妨げになる事はある
正しさは常に流動的だ
インターネット及びウェブサイトや ネットワーク接続に依存する様々なツールが 此の個人的な世界を大きく二分する様になってから久しい
黒も白も原則的には色ではなく 多分其れは明度であると云う持論を持っている
疾走感のある失速で停滞して低迷する今日を 明日は救い出す事が出来るのだろうか 燈火に睨みを利かせても 功を奏する事もなく 燃え続ける命
嘘を纏い 現実を装飾して 街を闊歩する 彷徨う裏路地で昼食を摂る
伝える事には意図がある 無機質な言動にも意図が存在する 如何相手に捉えて貰いたいかと云う 個人の抱く思惑によって 事実に対する記述は歪められる
主張する事で報われるのだとしたら 主張する事が多かっただろう 主張してもしなくても報われない 自分が報われると望んでいるのものは 其れ程迄に大層なものなのだろうか
実際に自分は利用価値と云うものが 屹度存在しない人間であろうから 価値のある人間だと他人に思い込ませて 巧く騙して仕舞おうと試みた事もあったが 今では其の様な心持も野心も 意外と如何でも良くなった
秩序を作り出す過程が心地好いと感じるのは 権力に憧れを抱くからか 何かを創出すると云う過程に得も言われぬ僥倖を得るのか
学問は新しい問題提起をするのが仕事なのに対して 民間は問題を解決するのが仕事である事がある
死ぬ事に意味を持たせようとするのは 残される人間の自己満足に過ぎない 死に逝く者にとっては其の現象に意味はない 当事者と第三者が其処に与えるものが違う 然し唯其の現象は共通して謂えば 解放と云う事丈である
責任を取るとは 相手を如何に納得させるかに等しい
自分には正しさと云うものが解らない 正しさは何時も対象が齎すものであって 何時も自分は置いてけ堀である
生きると云う生理現象が 絶対的に正しいから 医者と云う奇妙な職業が偉いと勘違いされる 瀕死の人がいたら助けようとする 本人の意志とは無関係の処で 其れこそ偽善を施そうとする
保護された環境の中で生存を続ける事は 退廃的なのかも知れないが 其の保護と補償を喪っても 生きて行けると云う自信はない でも生きる事を要求されるだろう
自然の習わしに正直に生きるよりも 自分に正直に生きる方が楽ではあるけれども 生き続ける事や生き抜く事は難しい
同意される事や肯定される事で 自分の存在や思考や意見が正しいのではないかと 錯覚をして仕舞う
知覚し思考する此の一連の認識が困る 予定調和に行かない 其の総ての事柄に苛立ちが起こる
生きる事は此んなにも煩わしいのに 死ぬ事も出来ない世の中が最も煩わしいが 自ずから死ぬ事の覚悟がない自分が一番煩わしい
伝えられる事と伝えたい事は同じではない 二律背反と矛盾の蔓延する 此の不完全な精神の中で 一つ一つ紡ぎ出される言葉に 何一つの信頼性は存在しない事に 聡明な貴嬢なら既に築いている筈でしょう?
先頭に立つ事の儚さよ 最後尾に構える事の愚かさよ
干渉を過度に受けない 自己完結した世界の中で生きていける事 此の心地好さよ
感情を思考に圧縮して言語に劣化させて放出させた結果 伝わるものは雰囲気丈でしかない
感情や事象を総て明確に記述する事が出来るの為らば 此れ程に素晴らしく退屈な事はない
総てを何かに分類できると云う前提に於いて 何かの理論を導き 総ては其れに則っていると信じて疑わない 此の根柢が抑間違いなのではないだろうか
抱え切れない自由に身を投じる事よりも 誰かと関わる事で 其の自由を制約して不自由を得たいと感じるのが 人と居たいと云う事の欲求の起源なのだろうか
変わらない事実をなぞっている毎日を退屈だなんて 其んな風に思う事があるのだろうか