2015-12-01から1ヶ月間の記事一覧

誰かから与えられる願いと云う期待は 取り敢えず受け止められそうもない 自分自身が自分に課している欲求 此れも如何やら無理そうだ 少なくとも願われてもいないが 当然だと決めつけられている 自分自身が今日も生きているであろうと云う仮定 其れを熟す事で…

自分が自分から離脱した様な浮遊感を持った侭 実感が欠落している

周囲は用意周到 準備は万端 何時だって外界との応戦準備は出来ている 然し乍ら肝腎要の核が不在である 其処に精神は宿らない 其処に感情は存在しない 総てが他人事の様に進んでいく 個人が実感を試みても 眼の前で崩れて行く砂の城の様

お膳立てが整って 自分の眼の前に其の状況がぶら提げられた時 自分は以前の様な心持で迎え撃つ事が出来るだろうか 否 其れは出来ないだろう 彼の時に抱いていた感情と 類似した 酷似した感情を抱いて置き乍ら 重要な部分が欠落している 其れは喪失と共に自覚…

何年か前の過去に抱いていた欲望は 今取り出してみても 決して間違っている訳ではなく 何の遜色も受けていないものなのに 時の経過と云う効果が 無残にも役に立たないものへと変貌を遂げさせて仕舞った 其の余りにも大きな喪失に 自分は茫然自失とし乍ら 闇…

人生の歩き方で云って 自分は卑怯な歩き方しかしていないのが 自分自身を愚かだと認定する一要因でもある 安全策を取り 自己防衛を踏んで 自分を詐り 満足した心算になり生きている 可能性を手放して 其の代償に可能性を夢見て 其処に立ち止った侭手を伸ばし…

口を開けば虚偽の報告しかしない 思っている事と表現できる事は違う 雰囲気良く表現すれば相手を思えばこそだが 現実問題自分の理解は其うではない

考えない様にする 其れが屹度正しい選択肢なのだろう 生きる事について 死ぬ事について 忘れた振りをして 近付かない様にして 打っちゃる事で未來を信じて行動する 其れが模範的な生き方なのだろう

薬の影響か 精神状態の影響か 虚ろに為って逝く意識の中で 生を忘却したい欲求に駆られ 然し現実は其れを許しては呉れず かと言って其れを実行に移す勇気も無く 唯此の肉体が代謝を停止しては呉れないものかと思い 誰かに殺される事を何よりも心待ちにしてい…

未來は如何為るか分からないと信じ込んでいるから 幻想と云う幻覚を都合良く持ち込む 其処に可能性と云う奴を放り込んで期待を付与する

自信が努力に即したものでない場合 其れは容易く崩壊する場合が多々ある 然し努力して身に付けた理論武装は 蔑称で頑固と称され 厄介者扱いされる事も屡ある

何時かと云う仮定法を用いて 自分の脳内に展開する構造の総てが 確実に実行されない事は理解している 其うして年齢を重ねて実感に変えて行く 可能性を一足跳びに確実なものに出来れば 少しの苦労は報われる筈である

互いに語り合う様な過去を持たない二人に 残されたものは唯 未來丈であった 然し 其の未來すらも輝かしいもの等何一つなく 現在を消費して其の御代わりとして 椀子蕎麦の様に運ばれて来る 其んな未來でしかなかった

時間の経過と共に 移ろい逝く記憶がある 過去は現在を見放す

自分が抱いている憂いを晴らすであろう方法は 自分の中に存在するけれども 其れを実行に移した後に 本当に憂いが晴れると云う保証はないし 実行を無かった事には出来ない 其うして自ら実行する勇気が欠落している

解放と共に得られた喪失は 自分の確立範囲を著しく喪う結果になった 少なからず自分が望んだ結果に伴うリスクだった筈だ 其れは大凡に期待出来たし 見通す事も出来た だから当然の結果ではあったけれども 矢張り口惜しい心持もある 其れ程迄に自分の確立範囲…

何時の日か 仮に 万が一にも 自分も関わる様な日が来るとすれば 総てを憶測でしか語れないのだけれども 少しの勇気と 若干の憂鬱を以ってして 応えられるのだろうか 自問自答を繰り返しても 得られる演算結果は不定でしかない

虚偽で形作られた自分の存在を否定し様にも 確実なものは何一つ存在しない 卑屈に為って嘘を塗り固めて 自分には御誂え向きな方便を繰り返す

誰かの過去を今現在の自分が遣り直しているとすれば 得られる未來は同じなのだろうか 其れとも何方に転んでも結果はおろか過程すらも 過去と同一のものなのであろうか 誰かとの接触を行わず 自分の脳内のみで完結した此の命題に対して 検証の可能性は残され…

宣言を受ける迄は解答を引き延ばしたい 得られた数少ない経験を好意的に捕えていたい 総てが否定で始まる事を理解してい乍ら 個人的には其れを否定したい 其れは自分の愚かな願いである事を理解している

冷静を自覚している時に 頭の片隅に引っ掛かり続けている問題を 再度 自問自答してみると 脳内で得られた解答は目を背けたく為る様な結果だった 然し 其れが明瞭さを持つので 一旦 自分は信用をする事にした 自分の感情的には否定したく為る様な解答

もう盲目的に現実逃避をした恋愛を 繰り出す様な年齢でもない 現実に回帰して判断を自己と他者に仰ぐしかない 然し乍ら其処に存在する他者が 如何れ程迄に現実に則した存在なのかを見極めなくてはならない

自分の愚かな思考の為れの果てに 総てを崩壊させる程の結果を所有する事に為ろうとは つい此の間の自分では想像が付かなかった 然し方向性を変えて見れば 至極当然の結果で納得させられて仕舞う

人間と真剣に向き合うって 如何の様な感じなのだろうか 自分の中の定義からすると 其れは非常に億劫で 疲労の蓄積を連想される 其れを乗り越えた先に何か特別な何かが待って居るのだろうか 其の特別を得られる保証はないのに 其れに挑戦する事に価値はあるの…

自分には世の中を渡り歩いて行くと云う覚悟が欠落している かといっても死ぬ勇気はない 出来れば殺されて仕舞いたいけれども 其の予定はないし 覚悟も無いので 取り敢えず気が付かない振りと決め込んでいる

人に嫌われる勇気と云うのは 世の中を生きて行く中で重要な事であると思う 最善の判断を下す時 苦肉の策を決行する時 何かを実行する時 人間と接している以上 “嫌われる”と云う事は自ずと発生する 其れを最小限に留めようと善処する事は 大変に微笑ましい事…

同じ様に虚偽の申告をして 虚勢を張り虚構の中に身を投じる 欺瞞的な其の制振が宿る肉体は 腐敗の一途を辿り もう後戻りする事は不可能

愚の骨頂である 解放の代償としての喪失 単純なロジックで天地神明に誓って 此の判断は誤りであったと云えるであろう 自分の愚かさの象徴である

決断は実行よりも容易く 既に前段階では決まっている 覚悟を決めるのに如何れ丈の時間を必要とするか 消失の穴埋めよりは刹那的であるかも知れない

記憶の最上位に位置付けた想い出 未來の記憶に除算されて仕舞いそう アンバランスな不安定さを残した儘 自分は置き去りにされて仕舞う