2018-06-01から1ヶ月間の記事一覧

理由を尋ねられたら感情を正当化するだろう 理由を伝えたら其れは嘘吐きになるだろう 言語に変換され論理に歪められた理論では 到底到達する事が出来ない感情は 感覚を凌駕する事はない

自分の自己肯定感が極端に低い事も相まって 他人からの承認欲求が人並みを外れて強いが故に 褒められる事や肯定される事に慣れていない

自分が相手に望んでいるのは 認められる事よりも赦される事なのだと 何時も眠りに就く前に思うのです

幸福である事に何処か堕落を含有している様な錯覚を持っている 自分が幸福であると感じる先には転落が待っている様に思う 人並みの一般化された様な幸福に対して躊躇して 其うして其れ等を自分が得ようと努力しないのは 根柢に其の様な感覚が恐れを伴って存…

自分の価値観を疑う 此れが始まって仕舞ったら もう既に自分の価値観は手遅れに為って仕舞う

確信がないから不安に為る 不安に為るから確信が揺らぐ

同じ事で同じ過ちを繰り返す 其れは自分の愚かさの象徴でしかない

其処で過去を想い過去を感じている時に 過去に縛られて其れに因って自分の自尊心が 今でも守られている事に気が付く

様々な不幸や不遇を嗤いに変換されるのは 嘲笑する事で救われる部分があるからが

自分が何者かに為りたいという願望と 何者かに為れるのではないかと云う勘違い 何時迄経っても自分の本質的部分は変わらない 何時迄経っても自分は自分の儘 一生自分自身に付き合っていくしかない 何処迄愛想を尽かしても 何処迄も自分は着いて来る

順当に比較検討する術がないから 主観を以ってして比較検討するしかない 其れは理解しているかも知れないが 生憎自分は実感していない

何かを比較する時の基準点がズレている 同じ土俵に立っている訳もないのに 其処で貼り合おうだなんて 如何かしている

意外にも其の歳月は進んでいない 貴嬢を喪った事実が 既に何十年も前の事の様に思うのに

目を逸らし続けていた現実は 自分が想像していたよりも残忍だった

相手を理解出来ないと云うのは 相手を理解したくない 相手を自分の領域に配置したくない 其う思う処が少なからずあるからに違いない

不図した時に過去の自分に出会う時が最近ある 今よりも随分と刺々しく 本当に社会性を有していない自分に 其の儘今に至れば良いのにと思う事がある 誰の事も信じずに丸で世の中の孤独を総て自分独りで抱えたかの様な 其んな気分に浸っていた 今よりも自己中…

認められないと云う苛立ちは 愚かな自己顕示欲の表れ 其れが台頭して来たが故に否定を用いて反撃しても 得られる感触は虚無感丈だと何度経験しても 自分は同じ処を堂々巡りで 一向に其の領域から抜け出す事が出来ない

触れなければ崩れる事がなかった 其れは存在しても触れる事で終わって仕舞って 其れは存在しても触れる事で始まって仕舞うのだろう 対峙する覚悟を持たないで対峙して仕舞った時 自分には如何れ丈の不利益を被る事だろうか 其れは正しい姿なのだろうか

否定すると云う事は容易い 記憶を忠実に理解せず 決して認めない事も容易い 不都合を取り込んで認める 少なくとも正面から対峙する事は 非常な労力を必要として 非力な自分では受け止めきれない事実が 此れでもかと山積している

認める事ではなく 唯 疑う事でしか 其れを知る事が出来ない自分の料簡は 何ともさもしいものであると云う事を 如実に表している

其の時に存在した人は誰だったのだろうか 自分の記憶にある人なのだろうか

何んな事があっても 精神的に破綻したとしても 肉体が存在すると云う意味に於いて 仮に経済生産能力がないとしても 生き続けると云う事が 最上級に重要と考えている世界がおかしい

自分の存在が赦されたら堕落するしかない 自分の意志は墜落するだろう 怠惰の極みを極上の快楽と位置付けて 生きる事を赦されたが故に死んで仕舞うのかも知れない 一つには何時か再び生きる事を厭う事に為る事を恐れて 一つには最大の解放感を前にして 其う…

自分勝手な其んな勘違いが勘違いではなく ほんとう になって仕舞えば好いのにと思っても 何も変わる訳ではないので 同じ失望を毎朝届けられる新聞の様に 毎日当然の思いで受け取り塵箱へ投棄する

一体自分は誰に赦されれば自分を赦す事が出来るのだろうか 如何すれば生きる事を厭う事を取り除けるのだろうか 其れが実質的にしろ形式的にしろ 儀礼的だったとしてもだ 何かを超える事等出来るのだろうか 其れは能動的に赦すと云う事なのか 其れとも受動的…

理由は幾らでも思い付く 言い訳を幾らでもでっち上げる 口では幾らでも謂えたとしても 其れでも事実は変わらず残酷だ

同じ思いを相手も抱いているという身勝手な了解が 期待外れを産む事を幾度も経験しても 別の誰かに同じ認識を求めるのは 相手に同じ認識を求める以上に 相手に自分を理解して同意して承認して欲しいと 何よりも願っている事なのだろう

勝手に編集して不当に歪められた想像に 事実無根の了解を当て嵌めて 勝手な期待と勝手な失望をする 認識を歪める 其の誤った認識を質す術を自分は持っているのだろうか 其うして此の先に存在する空間に 認識を正す術を自分は持っているのだろうか

未来が如何とか 将来が如何とか 其の様な重要な計画よりも 今は其れを視界から喪うと云う事の方が 自分には何よりも重要な事の様に錯覚して仕舞う 然し冷静さを其の思考の中に強引に押し込むと 両方の意味に於いて其処に未来が存在しない事 其の可能性を充分…

事実が如何であるかと云うよりも 自分が其の事実を如何の様に捉えるか 相手が其の事実を如何の様に捉えるか 其方の方が事実の発生よりも何倍も重要らしい