2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

卵と鶏③。

本能とは一体何か? 本能とは誰からも教えられないでも予め知っている物・事 だと、僕は考えている。 と、するのなら。 あれあれ?で或る。 前者の僕の発言は全くの無意味に成って仕舞うのである。 バンビが理性を持っている等言えないのである。 理性を持っ…

鶏と卵。②

果たして言葉が理性を生んだのか 理性が言葉を生んだのか 此れは鶏と卵の関係の様に容易ではない。 理性が生んだから言葉なのではないし 言葉が生んだから理性なのでもない。 然し、理性が生まれ其れ故其れを伝える手段として 言葉を有したのかもしれない。 …

絶望について。07年提出論文拠り【改訂版】②

然し、人間というのは自己保護機能が備わっている。 例えば目の前の壁に己の拳を思いっきり当てる時 其処に自己保護機能が働き本来人間の持っている破壊力で 壁に力を加える事は出来ない。 そんな事をして仕舞えば自分の拳が骨ごと砕けて仕舞うからだ。 詰ま…

絶望について。07年提出論文拠り【改訂版】①

絶望とは或る種の甘味で依存性が有り取り扱いには 厳重な注意が必要である。 然し、厄介な事に其れは急に現れたり 現れなかったりする。 此れが現れた場合には直ぐ様対策を練らないと 取り返しの付かない事になる場合もある。 彼の有名な心理学者フロイトに…

鶏と卵。①

言葉が理性を生んだのか 理性が言葉を生んだのか 此の問は丸で鶏が先か卵が先かと言う疑問に類似している。 後者の議論。 私には鶏が先だと思っている。 『鶏』と定義すると進化過程を多く遡らずを得ないが 『鳥』と仮に定義した場合 其の『鳥』と云う種類で…

時間。

『何も無い』とは一体如何いう状態なのか。 如何と言われても表現の仕様が無い。 空間すらも存在しないのだから 騙る事が出来ない。 僕らが騙る為には空間が必要不可欠なのである。 此処で時間に付いて少し触れておく。 其れは四次元的なものか 其れとも三次…

想い出。

想い出や記憶というのは 自分の中に種を蒔く様な物で 其れが順調に育つか如何かは自分次第 相手からの刺激というのは 其の種が育ち成長する為の水と栄養剤 其れが大木に成るか雑草に成るか枯れて仕舞うかは 文字通り成ってみないと解からないものだ 然し、奇…

役立たず。

哲学なんてはっきり言って何の役にも立たない 其処に唯一の意味を見出して 其の他の人間を見下す欺瞞的な人間が多数居ますが。 例えるのであれば其れは「此の道が少し左に傾いている。」と 気が付くようなもので 其れを知ったからと言って何等意味を持たない…

裏切り。

人にしろ何にしろ 裏切るという行為が契約違反を侵す事だとするのなら 『人を裏切る』と云う契約は永遠に結ぶ事が出来ないのだろう

門。

夏目漱石の門という小説に以下の様な文章がある。 書物を読むのは極悪う御座います 有体にいうと、読書の妨げになるものは無い様です。 <中略> 人の勇気を鼓舞したり 激励したりするものが宜しゅう御座いましょう 其れだって、只刺激の方便として読むだけ…

航海。

だから? だから何なんだい? 如何したいんだい? 何が言いたいんだい? 真理なんて宝探しを? 君の持っている宝の在り処を示した地図が? 本当にそんなものが或るだなんて思っているのかい? 何故、其の地図が出鱈目だって思わないのかい? 疑わないのかい…

烙印。

一列に並ぶ事を強制される 秩序に充ちた世界 此の規則から抜け出す者には容赦ない 一列に並ぶ事に疑問を挟まない人間が 今日も気晴らしをして過ごす 灰色に濁った空の下で 欠陥品の烙印を押された者が 今更ながら黒だの白だのを叫ぶ 取り返しの着かなくなっ…

死んで仕舞う。

死ぬって一体如何云う事を言うのだろうか。 一般的に僕等は肉体が細胞分裂を停止し 呼吸・心拍が共にない事を死ぬと定義している。 でも、其れは生きている物の眼にそう映るのであって 実際、其れは死なのだろうか。 若し、僕の此の醜い肉の塊が上記の様に細…

考察。

僕は何故考えるのだろうか。 何がしたいのだろうか。 何を求めて考えているのだろうか。 幾ら考えても答え等無い。 答えが無い事が答えなのに僕は今日も考える。 考える何て事が無ければ 楽しいとか、悲しいとか そんな感情は生まれ来なかっただろうか。 僕…

なー。

誰かに存在を認められる事が酷く無意味だとしても 僕は、何でこんなにも誰かを求めるのだろうか。 此の感情を若し愛だと表現するのだとして。 僕が其れを望む事は「愛されたい」と願っている事なのだろうか。 其れで愛を理解したとして だからといって誰かを…

正解。

人間が如何しても死んで仕舞う生き物だとすれば 死を考える以外の行動は全て無意味だと言う。 他の事をする事で大切な物から眼を逸らし 愚かな行動を取るのだと言う。 如何せ死んで仕舞うのだからそんな事を考えても仕方が無いと 居直るのは酷く欺瞞的だとい…

渇望。

僕は毎日死を渇望して喘いでいるのに 屹度、「貴方は後1ヶ月後に死にます。」と言われれば 生を渇望するのだろう。 生の上に成り立つ死の渇望 屹度そうなのかもしれない。 死にたいと願う反面其れと同じ様に生きたいと願っているのかもしれない。 死んで仕…

装飾品。

他人の存在。 そんなに良い物ではない。 例えば、シーズンに開かれる夜会に付けていく 装飾品のような物だ。 どれ丈、自慢する事の出来る他人と親交があるのか。 其れを見せ付けあう。 特に其の対象が異性であればそうだ。 自分と言う存在に見合う・・・いや・・・…

明日。

太陽が眩しい 雲が無い空 蝉の声を聞いて 今が夏だと云う事を確認し 暑さで歪んだ道を歩いた 生命が生き生きと生を謳歌し 太陽は時を刻む 額から滴り落ちる液体が 僕が今日も生きているのかもしれない という事を教えて呉れる。 小道を急いで駆け抜ける風が …

過去。

何処にも逝かないでと言った。 其の言葉は本当に望んだ事だったのか・・・。 其れとも、そう言えば貴方が喜ぶと思ったから? 貴方を困らせたかったから? 僕の其の望みが本当に叶えられたら 僕は、幸せだったのだろうか? セピア色に色褪せた記憶 其処に描き出…

少女。

名前も知らない少女が其処に立っていた。 同情を誘う様にずぶ濡れになり 身に纏っているから服だと 要約理解出来る布を着て 其れは口も聞けなかった 人々は自分に生きる価値があると 一瞬自分を騙す為に彼女に慈悲を与える。 其の真理を搗くと人権だの何だの…

鎖。

僕を縛り付けている幾つもの鎖 錆び付いて使い物に為らない物もある。 僕と云う意識は此の鎖に拠って 現在の世界に留まっている。 此の鎖を引き千切り何処かへ連れ出してくれる人が居ても 断ち切った鎖は直ぐ様再生を始め更に僕を苦しめるだろう どんなに望…

ゲーム。

僕は、人間・・・そう。 他人と言葉を交わしてコミュニケーションを取ると言う 世の中に蔓延しているゲームに参加する事が余り好きではない。 何時からなのであろうか。 さぁ。。。 気が付けば、そう云う風に自分の人格を 作り上げていって仕舞ったのだな。 だ…

現実味。

或る・・・現実味を帯びた妄想や想像をした所で 其れは幾ら現実味を帯びていても 妄想や想像の域を超えてはいないのだから 其れは現実では有り得ない。 だから、其の中では不快な程の灼熱も無いし 痛みも苦しみも現実味を帯びてはいない。 現実はもっと残酷で容…

夕暮れ。

毎日・・・同じ事の繰り返しをしている。 此れと言って喪うものも無ければ得る物も無い 音が殆ど無い 120秒の世界に僕は生息する 何かを喪っているのかもしれない だけれど完全に喪ってしまった後で 僕は一体何を喪ったのかを知る事が出来ない。 深い・・・深い水…

否定。

僕は人間の誘いを巧く断る事が出来ない。 他人の誘いを無碍にする事が罪だと感じるから。 他人の誘いを無碍にする事は否定する事だと思うから。 だから、若し指定された日時の予定が無理でも 代わりの日時を即座に提案する。 顔を合わせる頻度が高ければ高い…

嫌いな夏。

此の際、ハッキリと申し上げますと。 僕は夏という物がとても嫌いなのです。 何故かと申しますと 生命の活動力に溢れている季節だというのが第一です。 人間が生き生きとしていて 皆様外に出たがり集団化し 意味も解からず叫び笑う事で 自分が生きている事を…

僕丈。

一体、僕と云う人間は何なのだろうか。 何故、僕と云う人間が此の醜い肉の塊に寄生していなくてはいけないのか。 僕は、色々な人間の影響を受けて今存在している。 でも、本当に僕は存在しているのだろうか。 そう考え出すと今を生きている事にリアリティー…

期待。

何度も言っている事ですが。 期待は裏切られるものですね。 運転慣れしていない人間達とキャンプに行くので 慣れない高速でスピードの出し過ぎや 煽られた挙句にクラッシュして死亡と云う事を期待していたのですが 全く以って叶えられませんでした。 期待は…

無意味の域。

どんなに楽しい想い出も。 どんなに素晴らしい経験も。 死んで仕舞ったら無意味で何だか悲しいよ。 此の悲しみをどんな薬で沈めても其れすら無意味なんだから・・・。 余計悲しいよ。 僕に何が出来るって・・・。 何も出来やしないのだから。 僕が何をしても其れは…