2011-05-01から1ヶ月間の記事一覧

さっき迄信じていた筈なのに今は疑っている。

独りの偶然は 二人の必然 重なり合って 壊し合って 深め合う

微熱と手を繋いで憂鬱の毎日を通り抜ける。

勿体無いと云う評価が勿体無い 然し其れは見込み違いも好い所と云う皮肉も含んでいる 其れを簸た隠しにする事に只管だ

忙しない然様ならを長閑な有賀等で応える。

一瞬に掛かる力が余りにも大き過ぎると 其れを疑う事を忘れ 永遠であるかの様な錯覚を催す 醒めた時の絶望は相当なもので 苛立ちと 憤慨が待ち受けている 永遠は喪われた時のリスクが大き過ぎる

灰色の外套を脱ぎ捨てて影に溶けた想い出を啜る。

不純な筈の不純物なのに 結構こいつ等は役に立つ 不純物を避けようとして 物質同士が互いに結合力を強めたり 精製に於いて純度を向上させたりする 不純な筈なのに 必要とされる 世の中の法律も同じ働きを持っているのだろう

円周率の中に埋められた運命の歯車が動き出す。

本当に大切なものは喪いたくないから 直ぐに喪う事にするんだ

鬱陶しい鬱蒼とした茂みに隠れる本能の論理。

否定から始まって 肯定を得る事に成功する 肯定から始まっては 否定も肯定も出来ない

泣きたい気持ちは連なって冬に雨を齎している。

否定するしか選択肢は無い 肯定する事は不可能だ 選択の余地は何処にも挟まれては居ない 唯の不安と 唯の未知と 唯の不満

最終駅に到着する前には既に息絶えている。

高校生の文化祭レヴェルか 若しくは 中学生の文化祭レヴェルか はたまた 小学生の学芸会レヴェルか どちらにしても 精巧に作られた欠陥商品には違いないのだ 衰える事のない本質 自分は如何にも為らないという現実

毎日を消化するけれども身も蓋も無い毎日。

自由を手にする代わりに喪った不自由 束縛でもなく 拘束でもなく 漠然とした幸福は 思考を得なかった故の浅墓さで有りながら 実感的で思考的ではない 屹度其れが一番正直な幸福なのだろう

冬の景色に残る残像に対する不可解な記憶の断片。

人間が未だに手に入れていない言葉が 異次元の思考内で浮遊していて 其れを如何にか今所有している記号で表現を試みようとしても 如何にも為らないから 抑が伝えたい事ではないと勘違いしたり 伝えられないのだと諦めたり 忘れた振りをしたり 忘れたりする

誰かに相談してみても僕等の行く道は変わらない。

現象を観察して 現象に帰属した思考を後悔しても 原理的に働いている 抽象的な主軸を弄ってあげなければ 其れは意味を為さないのじゃないだろうか

惜しまれながら死んで逝く英雄に憧れて茨の道を行く。

存在し無い事を 存在したと仮定出来ないのは 存在しないからで 議論にならないとするのなら 存在しなければ対象に為らないと云う事に為る 観測出来なければ 存在出来ないとするのなら 存在している事を 存在していると定義する事が出来ない

言葉が続かない二の句が接げない何も伝えられない。

此れといった憤慨を催す問題ではない 其んな些細な出来事の積み重ねが 結局全ての引き金で有って 最終的には原因等と云うのは 其う云うものです

Concerto for Mandolin in C Major RV425。

其の態度の裏腹に裏切りを隠し持っている事は知っている 判然と表現すれば 係わり合いを拒絶したいと切に願い続けていた 面倒臭いと人間臭いの二言で充分に表現可能な其の存在は 自分にとって一番の苦手項目です

明日が来るなんて絶望しか遣って来ない。

余裕を持ってのスターデルタ発進をした ディテールの細かい其のスケールの小さい思考回路 タイマーの設定値に基準は無い 否定と拒絶を繰り返す発想に 同義語の前向き発言

自ら願いを叶える事は願っても居ない事。

悲しみを以って終焉を迎えよう 喜びと幸福を以って受け入れよう 戻らぬ日々に些細な罪悪感と背徳心を抱き締め 只管の力を込めて 明日に絶望を以って否定しよう 何時か後悔するんだ 直ぐに後悔するんだ 遣り遂げる事の出来なかった 遣る気のない何かに対して…

何時でも其処に有るなんて嘘の様な嘘だと云う事。

否定と苦痛の連鎖反応で 要素的には有限的 有限要素法を用いて取り除く事が可能なのならば 直ぐにでも行いたい 其れは余りにもいけない事かもしれない 自分がフラフラとした 浮遊的な考えを持っているから 其れは余りにも幼稚だと判断できる 其の判断能力す…

到って全てを明瞭にする事は不可能だから。

自分の中で考える事を必要としないで 感じる儘に全ての感情を表現出来る 単純にして素直 其して固定されていない 何かを焦っているのか 何かに怯えているのか 何を如何したいのか 何を如何出来るのか

虚言と虚無が押し寄せて絶望の部屋から出られない。

肯定を否定して 否定を肯定する 肯定された事が否定の皮肉であるかの様に感じ 否定された事が肯定の皮肉であるかの様に感じる 恐怖と不安丈が存在する小さな部屋 手を離れて遊離していく幸福と可能性達 今頃は何処で未來の輝きを発しているのだろうか

気持ち丈が早まって現実が追い付いて来ない。

様々な不安が脳裏を過ぎる 不安要素が多過ぎて 全てを投げ出して仕舞いたいと云う願望 其れは過去に置いて来たものばかり 其れは過去に忘れてきたものばかり 安心する事は何処を考えても現在には存在しない 過去の不安でさえも現在の安心に為って仕舞う

高速で進んでいく中に渋滞を見つけ出す。

静観に徹する事で意見を所有していない 其れは発言を惰った丈で所有していない訳ではないけれども 客観的に言えばどちらも変わりはしない 結論的には所有していないと見做されても仕方は無い 責任逃れの故に発言権を所有しない事は愚かだけれども 賢い選択で…

縦横無尽に感じる儘に考えを述べる。

愚かな夢を現実的に観測させて呉れた貴女の存在に 不図心を痛める事を今の事実としているのは何故だろうか 自分には余りにも不釣合いな幸福と云う幸福に 其れを演じ切れそう程に酔狂な現象

光が差すから陰が出来る濃淡の問題だ。

人の憂いが優しさの象徴ならば 最早人生に於いて意味を成す事は 或る意味では意味を為さないと 極論的に曲論を決定的にする事も 間違いではないと考えられなくもない

久し振りに遣う同様の手法に緊張する。

人間には自虐的・破壊的な本質が必ず潜んでいる 自殺する生物は其う多くないのに 人類に限ると珍しくもない 高等と云えば高等 複雑と云えば複雑であるが 単に本質を見失っている 或いは見失おうとしている丈かも知れない

貴女はそっと指先で髪を撫でるのでしょう。

言葉を用いては不完全である事を理解した上での 新たな手法なのであるとすれば 其の大々的な活躍を否定する可きである 存在を否定するには到らないが 分類を変更する必要性が生じて来る 其れでもと主張するのならば 根本的な部分での改変が必要性を帯びて来る

面白過ぎて糞面白くも無い人生と云う物事。

心と云う毎日聞いているものの所在だって 私は全く知らない儘大人に成って仕舞ったんだ 頬に注いだ太陽に肖る快感 前を睨んで性を受け直す瞬間 手に取って触れる丈で解った気に成っていた私に然様なら 妙な甘えでもう誰も喪いたくない 遭って答えをそっと確…

手にとって触る丈で解った気に成っている。

足掻いていると云う事を知っている 其れが悪しき足掻きで 悪足掻きなんだと云う事 如何にも仕様が無い事 結局望んでいる振りに満足している事 不満であると云う事に納得を持ち出した事 不満足である満足

精も魂も尽き果てて眠りに附いて不眠症だ。

拒絶をしていたら 何時の間にか取り残されている 取り残していると思っていたのは 集合論的に単純な錯覚 其れは誰にでも有り得る事だ 然し、系が既に変わって仕舞えば 如何にも手も足も出ない状態に追い遣られる 其れが結局は取り残されると云う事

確信を持って核心を突くから革新的だ。

未來へと先送りにしていた清算分の支払期限に 分割を要求してみるけれども 其んな都合の好い事は叶えられる訳等なく 異化した連中からの取立てに追われる毎日 其んな筈ではなかったと 常に考えている 貯蓄に金利を期待する様に 有りもしない事を夢見ていた

金属の破片に残る面影は何処か寂しげ。

価値は時と共に喪われたりと 可変的なものである 唯見出すものであって 変わりなく存在する 需要に対して存在する価値と 価値を与える為に作り出される需要と 其の両方が存在する