2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

執筆と筆跡。

まだまだ終わらない

皇帝とペンギン。

絶望を否定したいけれど 幸福を肯定したくはない 否定する事より 肯定する事を否定する方が より否定的だとは思わないか?

嫌悪と集中。

あれだけ望んだ自由を目の前に晒された時 どれだけ必死だっただろうか 然し其れを手中に納めた時 どれだけ嫌悪したのだろうか

顕示と信用。

手の内を簡単に晒す事は 信用と信頼の証しではなくて 単なる自己顕示欲の現れなのだと思う 特に其の人に関して評価するなら尚更 其して殊更

孤立と孤独。

孤独には慣れるものだ 孤独にも成れる 然し 孤立には慣れないものだし 孤立には成りたくない

幸せと其の先。

君に会う前の自分を忘れたのと同様に 君が居た頃の記憶を忘れられたのなら どんなにいいだろう

快晴と修理。

屋根を直すとしたら よく晴れた日に限る

付与と享受。

大した意味も考えずに意味を与えられているものが 此の世には沢山ある

充満と絶望。

悲しみの充満した絶望感の中で 必死に叫んでも届かない 唯 声が枯れ果てて水分を喪う丈 単純な結合物質で有る筈の水を喪う事で 別の絶望と悲しみに満たされる 不安と悲しみと絶望と 三位一体になれば 其れは猛 怖いものなしだ

容認と包容。

何時かソウナレバ良いななんて 何時になっても訪れない事は知っている だって科学的にも数学的にも 増してや心理学的にも論理学的にも 其れに法律的にも人道的にも無理だもの

理解と教育。

理解する事と学ぶ事は違うし 理解する事と実感する事も違う

無作法と天真爛漫。

大概の人間は 其の不躾さや 其の無作法さや 其の好い加減さを 天真爛漫で有ったり 純粋で有ったりと勘違いし勝ちである

反省と成長。

何かを反省しても 何かを後悔しなければ 其れは屹度成長って呼べる事なのかも知れない

紫煙と飲酒。

湯船から出た後 ウィスキーをグラス一杯に注いで 紫煙を燻らせて居る瞬間の 脳内が熱くなって 緊張が解けて行く感覚が快感

心と爆薬。

飛びぬけては始めに戻る 連れ戻されて 何処迄も終らない 何時迄も終らない 飽きる迄終らない 飽きても終らない 途方も無い行方も無い 続く 唯 続く 永遠に続く 果ての無い計算と同じ

化け学と数学。

何時になったら追い付けるのだろう 何時になったら追い越せるだろう 一歩進めば相手は二歩進む 三歩進むと五歩進む フィボナッチ数列的に遠退いて逝く 循環型少数の様に 何時の間にか追い付いて 何時の間にか追い付かれて 結局は何方が表で何方が裏なのか 表…

喪失と取得。

金を喪う 其んな物理的なものを喪うのは何でも無い 信用を喪う 其んな空想的なものを喪うのは些かだ 何因りも喪って仕舞って怖いのは 可能性を喪う事だ 可能性を保持する事に必死

月と負け犬。

与える事や与えられる事が愛情表現ではない でも偏に愛情とは言い切れないから 其れも愛情で有ると表現出来る 子供に対する愛情と 恋人に対する愛情のベクトルが 確実に同一方向ではないのと同じ様に 与える事と与えられる関係の愛情表現だって 其処に存在し…

コースタとゴーランド。

単純な幸福は自分には不釣合いなのだな 有り触れた当たり前 其れが何因りもの幸福だって 自分自身で気付いている 其んな有り触れたや当たり前って云うのが 実は何因りも難しくて 何因りも単純で 何因りも奥が深い だから其れは最上級の幸福なのだろう 詰まり…

ジェットとメリー。

散々考えて気付いたけれど 世界の中心は僕ではないな 其れは其うか

ギブスと石膏。

君が其れを好きだと発言するから 僕も其れを愛おしく思う 其んな単純な「好き」と云う事が 此の世に存在するのだ何て 今更ながら気付かされた

付与と貸与。

前途多難 先行き不安 其んな言葉がよく似合う僕の人生 価値なんて存在しない 価値は自分で決めるもの ならば押し売りも売り込みもしない 価値等存在しない 価値を与えようとも思えない

理解と実感。

世界中にある愛を歌った歌の意味 少し丈解る様な気がした

現在と過去と未來と。

未來なんて見えない 未來なんて存在しないから 其の答えは正しい 何時だって今しか存在しない 存在しない未來を考えたって 未來に行ける訳じゃない 今しか行けない 何処にも行けないから 過去には意味が存在するけれど 過去に行く事は出来ない

写真とギブス。

貴方は直ぐに写真を撮りたがる 私は何時も其れを厭がるの だって写真になっちゃえば私が古くなるじゃない

遠投と医者と匙。

細々と細々と続けていく 漢字は同じなのに ニュアンスは全く違う ニュアンスって云うのは詰まり 匙加減に等しい 些事な事だから 些事加減といっても良いのかもしれない

遠距離と近距離。

気分が良いというのは 精神的に余裕を有しているって事 其れに凄く近い 詰まり自分の手に余る 其れに凄く近い

決別と決断。

最終的に何も決断していないのは 自分自身丈であって 皆変わって行くというより 自分が後退して逝っている

後悔と余裕。

過去に置いて行った物を 現在素晴らしいと感じる事が出来るのは 過去が素晴らしかったからではなく 其れを容認する丈の余裕を所有したからなのか 余裕を持て余して 全てを台無しにすると云うのが 自分の今迄の正解で 自分の今迄の経験で 自分の今迄の結果な…

布石と定石。

久し振りに東のエデンとか全話見直して 劇場版迄見直していたら 過去を思い出して 既に泣きそうな勢い 過去は何時だって素晴らしいと思う 其うやって素晴らしいものを少しずつ過去に置き去りにして 今の自分には何も残っていない 消費する丈の毎日