2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

誰かが此の地獄から救い出して呉れると云う 他力本願な勝手な欲望を抱いていた 其の内 其の欲求を薬に依存した 其うして 最終的に 欲望は絶望に代わるしかなかった 其んな事は分かり切っていた事なのに

何故 彼の頃の自分は 人間の根本的思考に起因する 主義は永遠に変わらないだなんて 無邪気にも信じていたのだろうか

変わりは幾らでも存在するし 其れは頭数でしかないし 其れを理解している 代替は幾らでもあり得る だから自分一人位が 此の世に存在しなかったとしても 何一つ誰も困りはしない

努力が報われる環境にいた人間は 嫉妬の対象に為り得る

名前を与える事で 何を所有し様としているのか 其して何を所有したと勘違いしているのか

自分の人生は 誰にも 如何仕様も無い 自分自身ですら 自分の人生に対して如何仕様も無いのだから

愚かな成功を夢見ている内は 現実を見ていない 自分の立場も置かれている状況も 愚かな夢と云う幻に包まれて 現実に着地していない

伝えたいと云う自己表現欲求は 伝わりたいと云う願いよりも 認められたいと云う承認欲求

何も得られなかった人間が 何ものかを得た人間に 如何の様な表情を以て 一体何を伝えればいいのだろうか

本当に必要だったり 本当に大切なものは 往々にして利権が発生しない 誰も得はしないので 組織と数に踏み躙られて なかった事に為る

若しも此の先精神を擦り減らす様な 厄介事に巻き込まれるのなら 死んで仕舞った方がましだ

書きたいと思えるものがないのは 思考が固着しているから 柔軟さも喪われるし 何よりも経験が其うさせる

旦那 人は得るものよりも 喪うものを勘定に入れる様になっては 人間駄目ってものですぜ

理由がなくても行動出来た少年時代 理由があれば行動出来た青年時代 理由があっても利益がなければ行動出来なくなった壮年時代 利益があっても行動出来なくなる老年時代

想像を膨らませた結果 想像力が破裂して仕舞ったので 現実と妄想の区別が付かなくなって仕舞いました

理解を望むと云う訳ではなく 求めているのは承認なのだろう 理解出来ないと云う理由での崇拝は 何よりも甘美な承認欲求を満たす事項だろう

劇的な喪失を経験して 其れを理由に自分の体験として 物事を脳内に収める事が出来たら 自分は純粋さを偽装して 同じ事を思い続ける邪な行動を 取り続ける事が出来ただろうか

貴女を思うと云う事が強くなる事もなく かといって薄れて行くと云う事は到底なく 何時迄も定常的に自分の意識の中をユークリッド的平行線を以て 常に存在している 何時か其れが脳内の引力に引き込まれて 其の重力によって落下して来る事を願っているのに 均…

其処に感じ取る処女性と云う純粋さが 奥底に潜んでいる母性と融合した時に 同じ事を感想として貴女も抱くでしょう

無駄に拡げる丈拡げた風呂敷は 大風呂敷と云う概念すらも通り越して 其処に敷かれていると云う認識すらして貰えない

其の相貌を真似てみる 其れでも形から入る丈で 本質は何一つ見合ったものではなかった

自分のシナリオに 滅びと云う結末が待っていても 其れを意識した儘 終焉を迎えて仕舞える事が出来たら 自分は自分の演劇に勝ったといえるのかも知れない

プログラムを書いていたりして 毎回思い知らされているのは 自分が論理的に破綻していないと思っている事も 確実に何処かに破綻が存在していると云う事 其れをデバックしていく精神的体力が蝕まれて 相手に自分の論理が伝わらないのなら 其れを補完して呉れ…

人を信用する事が出来ないのは 疵付くと云う事が怖いから 何故 怖いのかと云うと 人は自分の予想外を沢山持っているから 自分の想像の範囲を簡単に逸脱して来るから

明確な意志が存在していても 其処に自信は存在しない

最終的に判断する事も出来ず 唯だベルトコンベアに乗って運ばれて来た事象を 処理し続けていたら 何時の間にか如何にもならなく為って仕舞った

ある筈はなかったものが眼の前にある 存在した筈のものが存在しない 見落としだったと簡単に片づけて仕舞えば 其れでも良いけれど 結果を処理しなくてはいけないので 其うも言ってられない

求められた解答を提出した筈だったのに 其の先の場面に行くと 其れは合格点を貰える処か 著しく甚だしく不合格だ

喪われる事のなかった 喪われる可き記憶と経験を 恰も今 経験の喪失であるかの様に錯覚し 空想に耽る

呆れる程の全体主義に 「らしさ」を求める