2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

待ち構えていれば 何時かなる様になるさと 総てを与えられる様な人生に憧れを抱く

何かが起きるかもしれないと云う浮遊した心模様は 其の儘絶望に還元されて仕舞う事を 自分は経験則から充分に学んでいる筈ではあるのに 同じ過ちを繰り返すのは 自分の論理的思考の欠陥ではなく感情的に欠陥しているのであって 何故欠陥なのかと云うと 其の…

歳を重ねる毎に人間を形成していって 臨界点を超えると人間は未完成の儘 崩壊し始めて逝く 誰も完成作品を見た事はないし 何が完成なのかを知らない

気の遠くなる様な作業を繰り返して 今日も同じ繰り返し 初めに戻って若干の後退を進捗させる 少しずつ切り売りして行って 自分の意思と時間を売却していく

時系列を正しく並べてみると 喪われたものが何かなのかが判然とする 自分の記憶丈を頼る事は出来ないので 記録に依存すると其の内記録する事が目的に変化して仕舞う 結果を目的の様に勘違いして 今日も記述を繰り返す

与えられる期待に対しては不安で対抗する 問われる責任に対しては自己嫌悪で対処する 総てを丸く収めたいと望むのなら 自己を否定する事が一番容易い 其れでいて承認欲求と云う過度の期待を 他人に要求するのは余りにも お門違いだ

自分の愚かさに触れる度に 自分自身に嫌気が差す

幸福と云うものが如何の様な形をしているのか 自分には想像が付かないけれども 現状すら未來に於いては幸福だったと云う結論を持ち込むのかも知れない とするならば意外と幸福と云うものは大した事のない 一つの現象なのかも知れない

握り返して見て 顧みて 鑑みて 絶望を繰り返して希望を探す

喪っても喪い切れない感情に 堂々巡りを繰り返し 人間らしい部分もあるものだと自分自身に落胆する 喪いたくないものばかりを喪い 不必要なものばかりが堆積していく

些細な欲求の為に総てを蔑ろにしても構わないと 自分自身の感情に胸を張ることが出来れば 自分の存在を肯定する事が可能になるのかも知れない 然し無理を通せば何処かに軋みが生じて 最終的に自分が被害を被る事になるのは 自分の経験則からして明白だ

大分長い事歩いて来たと勘違いして 俯瞰的にみると殆ど停滞に等しい状態 自分の行動範囲の狭さにウンザリする

精神の安寧を求め 存在の堕落を一直線に進む 解決を求めてはいるが 解決仕様と積極的に試みる事はしない 其れでいて駄々を捏ねまわす

あの時自分の存在と思考が正しかったと認められていたら 今を生きている現実に一筋の光を見出す事が出来たのだろうかと 何年経っても後悔にも似た感慨深さで 何度も取り出してみるけれども 其れを検証する事は不可能で 如何仕様もない行き場のない此の感情を…

取り零した様々なものと 取り残された其々の存在が自分の思考の中で 今も拮抗状態にあって 折り合いを付ける術を見つけ出せない儘でいる 喪う事を潔く見つめる事が出来るのなら 此の感情に名称を付与する事は可能なのだろうか 同じ思考を繰り返して 同じ答え…

世界は常に流動的だ 人も常に流動的だ 自分の思考すらも流動的で 今は亡き存在丈が流動的でない

殺されるのならば 自分の美的センスと合う人間にお願いしたいものだと思う 其れは客観的に謂って死んで仕舞えば如何でも良いのかも知れないけれども 最後の悪足掻きってやつなのかな

其の内現実と虚構の区別が脳内で判然としなくなっていくのだろうか 我に返ったり 虚構に身を埋めたり 其うして俗に云う廃人に自分はなっていくのだろうか 過剰に摂取し続ける化学物質の蓄積により 躰丈ではなく可能性迄犯されていく 夢にまで見た死は案外近…

白昼夢と表現する事が妥当なのかは定かではないが 最近 思考を漂わせている内に 妙にリアリティを持つ想像をして 其の想像に脅かされる事があり 其の時に我に返った先に見える世界こそが 間違えなのではないかと疑心暗鬼を抱く

想像や諒解は何時も現実には敵わない 机上の空論は総てが意味を為さずに 芥箱行に追い遣られる 想像力の欠片もない自分には 何かを了解し様等とは 恐れ多い事だったのだ 歴史に学ぶ事が出来ない自分は 経験すらも学びに変化させる事が難しい

社会は欠陥だらけの構造で何故崩壊しないのか 蓄積された疲労が堰を切って崩壊する時の甚大なる被害は どの様に収拾させる心算なのか 然し其の収集すらも欠陥だらけの社会が行うのだから もう 本末転倒も好い所だろう 其の欠陥部分に自分の様な欠陥だらけの…

出来もしない事を出来ると豪語する人間の頭の中は 一体どの様な欠陥をしているのか 其の構造を除いてみたい衝動に駆られる 善処するレヴェルで認められない社会的構造も欠陥だ

彼の頃に抱いていた10年は凄く遠くに感じたのに 今となっては其れ程でもない 過去に非常に大人びて感じていた人との年齢差を考えると 今は其うでもない気もして来る 其れは自分が対等に感じていると云う思い上がりなのかも知れない

何を口走っても与えられるものは絶対的なもの 其れが結果の総てであるのだから 組織と云うのは其れに従うしかない 其れが社会的に生きると云う事に繋がるのだから 其れを本当に否定したいのであれば 他の手立てを考えなくてはならない 考え付いても 其れを恰…

望んでいるものは意外と単純なものらしい 唯 理由を取って付けた様に勿体付けている丈

想像する事が愚かしい 視覚を使うのが擬かしい 感情に現を抜かす事が厭らしい

自分の人生に責任を負わなくてはいけない状況は 今の自分が想像すると此の上なく苦痛な状況を意味しているだろう 自分自身の問題丈で自分の人生が完結するのなら 議論の余地は残されているかも知れないが 其うも往かない状況が発現する事もある 自分には関係…

世の中に居場所を喪った人間は 何処に居場所を求めれば良いのだろうか 自分で承認欲求を発動しては 自分で破壊していく

彷徨い続けて 最終的に落ち着く場所が此の世に無いと云う事を 経験的に実感している 先人達は其の様にして来たし 今後も其うして更新と破棄を継続していく事だろう 其うして何れは破滅を余儀なくされる

得ようとしている満足が 何処に起因するのか 食欲か睡眠欲か承認欲求か