2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

疎ましく思い厭う此の精神の構造を 改変し様と云う試みを抱かないのは 何故なのだろう

過ぎ去って仕舞えば 其れは過去に為って仕舞えば もう既に宜い何て云う事は 何一つ存在しない 過ぎて行った一つ一つが総て 自分に纏わり着いて来て 自分の躰を重くしていく

選択肢を認識したが故の後悔であるのなら 自分は或る程度納得出来るが 選択肢を認識せずに選択したが故の後悔であった場合 自分は途轍もない後悔をする事がある 其れが厭で選択肢を認識しようとすると 考え過ぎの頭でっかちであると周囲に罵倒され 蔑まれる

存在を喪っても 不在について騙り 存在した事について騙る事が 対象に対する肯定である事が 一体如何れ丈の利益に相当するのか

自分が何時の間にか付けている線引きに 女性は感情論で 男性は論理で其々思考や会話をすると云うものがあって 論理的に考える女性に出会うと男性的だと判断したり 其の反対も然りであるが 近頃は如何も其うではないらしい事が 自分の周囲で起こっているので …

得て仕舞ったものは 当然の事乍ら喪わないと 自分自身過信しているのだろうか 何度も何度も手放したくないと思っていたものを 此んなにも何回も喪って来たと云うのに

目に留まる事は足りないものばかり 自分に不足しているものは実感出来るのに 自分に充足的な部分は何一つ顧みない

何処かに余所余所しさや迫害感を抱く様になったのは 自分の認識と相手の存在に乖離が生じて来た証拠で 其れは自分が勝手に抱いている相手への像や 自分が相手に如何の様に認識されているかと云う 自己認識への乖離であって 責める可きは相手ではなく 自分の…

都合の悪い真実を事実としないのは 知りもしなければ苦悩に悩まされないのと同じで 理解と実感には大きな隔たりが存在する事にも似ている

認識の受動的幻想に自信を得ても 経験を元手にして自信を得ても 其れは須らく限られた範囲で 其の範疇の裸の王様に過ぎない 時や場所や状況が変わったら 其れ等は総て泡沫に帰して仕舞う

存在の特殊性と希少性の承認を相手に要求する事で 認識を相互に交換し合う其の一連の行為を 友情や愛情だと勘違いする事が多い

思考の脳圧が上がって仕舞い 如何仕様も無い時に 其の感情に任せた言動を誰かに吐露する事で 思考の脳圧を下げて 正常に戻ろうとする 解決にも為らない其の行為が正当化されている

感じない事や気が附かない 不感症な感情が人を疵付けて行く 其処からの恢復が見込めない事もある

正当化して真っ当を装う事で 自分の自尊心に獅噛み付いて 自分は何を幸福だと認定しているのだろうか

感情を摩り替えて 意味を穿き違えて 嘘を偽り 真実を葬り 自分自身を屠り 死に急いでいく毎日に意味を捨てる

今を生きていると云う幻想が幻覚なのだろう

拮抗する二律背反に苦悩する 正しさは何処にも存在しない

抗う事よりも従う事の方が容易い 然し組織に従順に従い自分の意志に抗うのか 組織に抗い自分の意志に従うのか 其の何方が容易いのかは状況に因る

幻想の相互了解が愛情を産み出している

愚かさは悲しさである 強さは寂しさである 幸福は弱さである

決断力もない 人望もない 体力もない 知力もない 有るのは巨大な自己顕示力と 肥大した承認欲求丈だ

自分自身に向かって深く掘り下げて分析を試みて 顧みる事のない過去を鑑みても 周囲への広がりを持たない 面積を持たない 唯体積丈が膨張していく

其んな事をして何になるのだろうか 此の問いが自分の行動の総てを縛り付けている

物語は何かを為すから成り立っている 其れが物語たる所以の前提条件でもある 何も成し得ない自分は物語を騙る事すらも出来ない

相手の存在を認めて 肯定的な発言を投げ掛けてみても 其の発言に寄与する責任を最終的に回収出来ない 自分の愚かさを自分は実感しているから 人を愛していると発言しても 本当には愛していない事を知っている

発言と行動には総て責任が付き纏う 其れが煩わしいと感じる 想定の範囲外の状況を包含しなくてはいけないと 其れを考えた時に苦しくなる 誠実さを喪われたと揶揄されるのが虐い だから人と接する事が苦手なのだ

償いと云う考えは加害者側に立った免罪符でしかない 犯した過ちについて 取り返す事は出来ないし報われる事もない 唯 償いと云う言葉に因って 自分自身の犯した過ちに赦されたと云う 勘違いを張り付ける為の印に過ぎない 自分の行為の総ては一生自分に張り付…

彼の時代を苦しみでもあった時代を生き抜くに中って 貴嬢と云う掛け替えのない存在は 自分にとっては必要不可欠であったが 其の存在の所有を継続する事の出来なかった自分の不甲斐無さと 其の事実に起因して貴嬢と云う大事な存在の 貴嬢自身の人生を喪うに至…

何時迄も過去に拘りを持ち執着を手放さない 其れでいて未來を見据える能力に欠如している 総てが巧く行かない 其うして巧く行かない理由を過去に押し付けて 現在を盲目に生活している 生きている現実に辟易し 生きている現在に愛想を尽かす

生産する事で自分の価値を確立させようと試みる 其の生産性の対価の大きさで 自分の存在の意味を見出そうとする 誰かを出し抜く事で能力の評価を得ようとする 其れ等を卑しいと云う事が出来る人間は 其れ等を実行する能力のある人間丈だ