2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

何でもない様な事でも 何でもなくない人にとっては 有難がる

立案する事で立証しようとする自分の正しさを 承認の欲求を許りを引っ提げて 自分には関係のない事と裏切りを欠かさない

愚かさを認める事が出来ない 其の自尊心の高さは 意地と云う一番汚らしいもので塗り固められている 自分の所有しない世界を認めない代わりに 自分は自分の世界の中でしか生きる術を持たなくなった 其れを幸福と嗤うか 不幸と嘆くのか

精神的な好意の象徴を裏付ける為に踏み絵の様に差し出す 其の肉体の愚かさと云ったら反吐が出る程に 片腹痛い

他人に対して嘲る事が日常的になっていると 自分の行為の総てが誰かに向ける攻撃であると思って仕舞う 攻撃する丈加害者面して 其の反動で自分は有ら得るものの被害者を気取る

喪ったものが最上級の輝きを負け惜しみの様に照らして 自分の選択の誤りを主張する 自分の切り捨てたものが選択的間違いであったかの様に 何度も間違いを主張する

責任の所在が観点の原点を決める 人間関係に於いては其れが顕著で 何かが特異点を迎えた時に 原点復帰して其の人間との関係性を考えてみる 零点からもう一度考えてみる

眼を閉じて見えるものはあるだろうか 眼を閉じて描けるものがあるのだろうか 暗闇を描く事に慣れた結果に 存在するものは未だ嘗て在ったのであろうか

近付いては離れる 離れては近付いて行く 触れる事も 触れられる事も出来ない自分の孤独 孤立した集団の中で見出す孤独ではなく 孤独の中に存在する孤独

埋める事の出来ない過去の事象に因って 深く抉られた精神的衛星は 埋まる事等決してない 其れは丸で円周率の様に 永遠に到達する事は出来ない

ラジオから聴こえる声に耳を傾けて 其処に自分の境遇に類似する点を秘かに見付け出して 共感と云う場違いな認識を重ねる 真面目と誠実しか人に誇れる様な一人前のものがなく 其れ故にユーモアの無さを突き付けられて 結局は報われると云う 本人の最終的な希…

幻想の了解を持ち寄る事で生まれる多幸感が 偽りのものだと知っていても 現実は泥沼の様に脚を捉えて 泥濘の現状を演出している 見違える程劣化して仕舞った虚無には 現実を突き付けられる 何時迄も手放す事のない 麻薬の様な過去の幸福は 自分が此の先如何…

邪推が進むと其れが足踏みだと気付かないで 何時迄も同じ場所に立ち竦んで仕舞う 後退している訳ではないのに 気が付けば置いて行かれて仕舞う 誰も自分の人生に手を差し伸べては呉れない 誰もが自分自身の人生に精一杯だからだ だから隙あれば自分の孤独を…

情報は鮮度が命である 鮮度を喪って仕舞っては価値を亡くす 然し知識は時が経つに連れて 段々と価値が表れて来るものがある

頭脳の明晰さに欠ける人間ですら 誰かよりも権力を持っている場合が多々ある 其の様な人間に仕えていると 自分自身が情けなくなる

脳から突き放されて口から毀れた言葉は 脳の内圧を下げる目的で 自分の肉体が自分の精神の承認を受けずに 自己防衛の為に行った手段だったのかも知れないが 其れが自分の社会的立場と云う 生物学的には至極如何でも良いものを破壊する事があるだろう だから…

真相を知りたいと願うだろうか 其れは奇術の種と同様に 理解して仕舞えば詰まらないものに違いない 其う断定出来る 思い込まされた真相を暴いても 利益は虚構の中にしか存在しないのだから

物の原理を理解したいと思う 原理が存在するのなら 其れは裏切りを極限迄回避出来ると思い込んでいる 人間に原理が存在するのなら 其れを理解したいと思うだろうか 然し人間は簡単に裏切る

自分の背後には一体何があるのだろうか 自分に蓄積されているものは 他人にひけらかす様なものが一つでも存在すると云うのだろうか 唯 其れは哀れ以外の何物でもないだろう

関係性は総て騙し合いの連続で 現実は総て思い込みの連続だ

音楽や場所に依存している記憶を更新する度に 貴女の存在が希薄になるのではないかと 未だに恐れを抱いているが故に 彼の時に触れたものには未だに触れる事が出来ない

過去を嘆いても 過去が変わる訳ではない 過去を惜しんでも 過去が得られる訳ではない

自分が成人を越してから身に着けた 或る程度の規範の根柢は 紛れもなく貴女が自分に齎したものだった 其れが今の日常生活で認識する時に 貴女の存在をも毎回再認識させられる 貴女に因って創られた自分自身の行動規範に 有難さと嬉しさを以って迎えるのに 其…

理解される事がないのは理解している だから理解を望まない 自分の存在を認識されても 自分の存在を理解されない事を望んでいても 人は自分に解釈を与えてイメージを貼り付ける 其うして其れを理解と勘違いしている

互いに幻想を持ち寄って作り出した 仮想の世界の内部は壊れ易いが 優しさが充填されているのだろう 其の世界が現実と云う残酷さを持たない故に 永遠に存在し 永遠が存在する

規則と法則に縛り付ける事で 掌握の勘違いを起こして 其の法則と規則が破られる観測結果を得ない限り 束の間の空蝉の様な安寧を得る

観点が違うと云う丈で 総てが異質の様に感じる事がある 目線を変えた時に悍ましく感じる事もある 全体像を暴こうと試みても 其の対象の次元は観測出来る思考の次元を遥かに超越している

理解と云う幻想は飽く迄も想像の域を超える事はない だから失望と云うものが生成される 精錬された失望は嫌悪へと変換され迫害の要因に為り得る 想像と云う幻想を伴わない理解は期待する事が出来ない 自分自身の事にすら自分は自分で自分自身に自分勝手に期…

自分の能力を努めて向上させようと云う意志が希薄な自分 抑 能力と呼ぶに相応しく 其の言葉に呼応する様に他人から評されるものが 自分に備わっているのかが疑問で 其の様な性質を所有している事すらも 其れは亜種なのではないかと疑って仕舞う

井の中の蛙大海を知らずでも 自分が一生所属するコミュニティの範疇を越えたものを 此れと云って知る必要はないだろうし 今所属するコミュニティが駄目だと云う訳ではないだろう 大義を為す志を持つ必要はないし 奥行きを無理に拡げる必要も人生にはないので…