2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

理窟を理由で捩じ伏せようとする理不尽

互に埋める事が出来ない歪な溝を抱えている 埋める事は出来ないかも知れないけれども 互いの存在が其の溝に蓋をする事は出来る

年に数回丈 何かが降りて来る様に 思考がスッキリする事がある

感情に引き摺られた思想は自分勝手だ 自分勝手であるが故に本心である

思考の停止に因る 文字の羅列 自分の思考のコピ丈で生き残ろうとする 判子の様な思考に意味は為さない 今の自分の思考では価値を持たない

存在の独占 情報の独占 自分丈に赦された所有 其れ等が万能感を振るい立たせる 快感を生産する

美しさと儚さは似ている

迷惑メールをチェックしてゴミ箱に捨てる様に 自分の記憶を切断して ゴミ箱に捨てて仕舞えれば 何時迄も考え込まなくて済むのに

自分が唯充たされたいと願う丈で 貴女の存在を無視して 想い出と云う凌辱を繰り返す

正しい事なんて簡単に間違いになる

自分の死後も 自分の存在が誰かの記憶に残り 思い出と云う妄想に辱められるのは たまったものではない

死ぬと云う事は解放と云う 快楽で喜ばしいものである筈だ

馴れると云うのは 同化すると云う事に等しい 其うして他であり乍ら 明ら様に自分かの様に振舞う 同一化して 同一視する事は楽になると云う事 其れは異質を否定すると云う事

何んな未來だったら 自分は自分の人生を受け入れる事が出来るのだろうか

忘れない様にチェックする 忘れない様に記憶する 其れでも忘れたい事も 同時に記憶して仕舞って 忘れる事が出来ない

何時迄も憎むと云う事で 自分は其の存在に囚われている

束縛される丈の過去が存在するなら 其れは其の時に意識を取り入れた証拠

時が劣化を促進して 記憶を紛い物に変えていく 最早 確実に残っている事実は何もない 総てが過去を振り返ると云う 卑劣な妄想で都合よく編纂されている

此の様な出逢い方をしなければ好かった もっと他に健全に出逢う方法だったら もっと好かった 其うは思ってみても 過ぎて仕舞ったものは変わらない 其うして出逢う事が出来た事には 自分は少なからず感謝の念を抱いている 其れでも其れが遅過ぎた事に後悔をし…

気分と云う精神状態の支配する価値観に 様々な選択を委ねてみる 其れが最良の選択かは 自分で答えを与えて遣る事が出来ない 其れでも其れが結局は最良であったと 思い込むしかない

一つの願望を誰かに伝えられて 其の願望が現実の壁を壊して 自分の元に訪れたら 初めて自分は感謝するだろう

金銭と云うものが 仮に介在しない世の中が存在したら 総ての人間が精神的に疲弊して仕舞う

敢えて伝える可き事でもない 自分が今も其処に立ち竦んでいる事なんて 別に知って貰う必要もないし 貴女は寧ろ知る可きではない

聞かれていない事を答えなければ不可い 就職活動の面接って意味が分からない 何年も前の事を不図想い出した今日

真面さを喪い乍ら 見失った希望を探している

生き続けると云う醜さを喪う事の喜びは 何よりも美しい悦びである筈なのに 其れを憎むかの様に 人々は悲しみに暮れた振りをする

貴女の持つ哀しみの一番近い処に自分が存在しているのは 自分の存在自体が貴女を苦しめていると云う事 其れを知っていて理解もしている 其れでも貴女の哀しみを受け取りたいとは 一体 其の様な感情を理解して呉れる理由もなく 自分の思考が恨めしい

誰でもない誰かを仮定して 其の誰かを都合よく具現化して 対象の人格を否定して 自分は誰かとの人間関係を構築する

他人に認識される事で 存在が認められる 誰かが知っている誰かは 自分は知らない 其れは存在していない事と同じだ 此の狭い自分の価値観に縛られない 其れ等の人間は自分にとって殆ど意味を為さない

背伸びをして 手を伸ばして 背筋を伸ばして 少し高い所を覗いてみても 下を見下す方が楽しく楽だ