2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧

■

自分の人生 残りは総て消化試合 結果は如何足掻いても変わらない

■

何故 如何して 何で 其れを繰り返して 如何すればよかったのかを反芻して 如何にもならない現在を消費する

■

何んなに悔やんでも過去を遣り直すことはできない

■

自分が一番望むものは 一体何だというのだろうか 生きることの肯定と理由か 死ぬことの肯定と理由か 生き続けることの束縛と使命か

■

過去に縛られていても 自分を縛り付けている何かがある丈 自分の過去は幸せなのだ 其の甘美な束縛を愛おしく思う

■

生きたい人間は生きれば良いし 死にたい人間は死んで仕舞えば好い 死を悲しみや悪のようにするのは間違っている

■

何故 医師は人を助けるのだろうか 精神科医は精神の補正を試みるのだろう 本人が望んでいないものを与え続けて 其れを感謝するだなんて 其うして称えられるだなんて 世の中の構造がおかしい

■

社会の作った神話を信用できる程 自分が愚かだったらよかったのに

■

生まれた時から 過去に取り残されている 希望が存在したのは自分が存在するよりも 遥かに以前の話だった

■

自分の存在を縊死にして 此の意志を失うくらいに 其の決断を信じ続けることができるのだとしたら 一つの世界が開けるのかも知れない

■

もう 今は何処に存在しているのか 其うして何を嗜好しているのか 其れが解らなく為って仕舞った

■

唯だ陰翳を重ねている丈で 其れは存在を否定しながら容認しているかのようで 相手が否定でないと気付かなければ 此の関係を恋愛と表現する事もできるのかも知れない

■

もっと早く 其うして誰かの代わりに 更に感謝されて死ぬことが出来たら 自分の存在にも意味があったのだろう

■

枯渇したナルシチズム 決別した自己防衛本能 其うして新たに締結した自己保身

■

理由に納得することはできないが 理由を理解することはできる 然し理由に賛同することはできない 其れでもいつでも言い訳を理由に考えている

■

過去が美しいように感じるのは 変化が仕様もなく 答えが出ているからなのかもしれない

■

生活圏内に存在する他人が 此の侵略を犯して攻め込んでくることはない

■

何を得ることに喜びを抱くのだろうか 抱けるはずもない希望を 勘違いの所業で済ませることができるのだろうか

■

認識を怠る孤独に 孤立よりも哀しいのだろうか 自分の死に際が 誰にも看取られないことが 其んなにも苦しいことなのだろうか

■

言葉で瞞して 態度で騙して 其れでいて騙り続ける 自分自身を瞞し続けるために 其の意味など何処にもないのに 唯だ今日を死なないために

■

与え続けられるものにも限界がある 与え続けるものにも限界がある 永久機関は存在しないけれども 此の先 如何の様にすれば楽なのだろうか

■

愛想もなく 愛嬌もなく 愛憎しかない

■

唾棄する様な言葉を探し続けて 此れ幸いと見付けた言葉で 自分自身を侵害して 自分を痛めつけ続ける

■

叶うことのない願望を 何時迄も言い訳のように握り締めて 其れに固辞し続けていれば 周囲の存在は認識できる範囲には存在しなくなって 自分は何処にいるのか 其のコンパスすら失っていた

■

理解を理由に理想を強姦している 犯されたのは自分自身の自尊心と 拘泥している愚かなもの

■

人生を手放すことに等しく 此の執着心を棄てたい

■

妥協することで選択していると勘違いしている 譲れないものは何もないのに 譲りたくないものばかりがあって 意味を為していない

■

人生の職業選択も叶わなかった 自分の所属する集団も叶わなかった 愛も叶わなかった 自分の死すらもままならない

■

夢を抱くことの哀しみ 折り合いを付けられない苦悩 才能で総てが片づけられる世界

■

今在るものを補強する知識と 存在しなかったものに当りを付ける知識