2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

巻き込み確認よし 誰も自分の境遇には巻き込まれて呉れなかった

逃げる準備は何時でも出来ている 立ち向かう準備は何時も疎かだ

決められた事を 決められた理由も知らずに 決められているからと 其の決まりを履行する

相手の存在を言い訳に重荷にする事で 重荷を相手に背負わせたくないと云う 耳障りの好い言葉を利用して 進む事を諦めようとする

絶望を与える事は簡単でも 希望を与える事には責任が伴う

何かになりたいと願うより 何かになりたくないと願う事が多い

誰かの足跡を擦ってみても 同じ人生を歩む事は出来ない

所有する過去が増える程に 過去を棄てて 新しいものを手にしようと云う欲求が喪われる

喪う事は単純で単簡だ 其れでいて継続する事は難しい 至高の堕落が行動に現れる 思考の堕落が自分の指向を示唆している

何時迄も喪った大切な物に対する 都合の好い執着は無くならない 其れを世間では後悔と呼ぶらしい 自分は此の後悔を感傷的に眺めて 恰も総てを手に入れられたかの様に 現実には相応しくない 誇大な幸福に現在を嘆く

過去を都合よく編纂して 肌触りの良い感傷に浸って 其れすらも新しい幸福を見付ければ 用なしに捨てて仕舞う 其うして自分は平気で過去の事実を疵付ける

生きると云う現象は 自分で消化し切れるほど 容易い事ではない 何かを他人に預けたり 何かで他人を傷つけたり 其う遣って少しずつ切り離して 相手に押し付けて行かないと 太刀打ち出来ないものだ

誰かに自分の人間性と云う 得体の知れないものを 肯定して欲しいと云う 愚かな自己承認欲求の所為で 何処にも存在しない誰かへの期待が肥大して 自分ではもう誰に如何伝えれば良いのか 其れすらも分からなくなっている

自分の死を期待しても 自分の望む様には与えて呉れはしない 望むものが手に入れば 此の様な思考には至っていないだろう

自分の脳内丈では如何にもならないのは 自分が世界の中心でないと 憤っているのと等しく 何処迄も自分勝手な思考だ

度重なる自分の思考に 言動が追い付かずに 屹度誤解する事もあるだろう 其れは誤解の儘でも仕方がないので 自分には訂正する事が出来ない

自分の人生で 幸福だった事を 刹那でも感じる事が出来た事と 其れを騙る事が出来るのは 自分にとっての唯一の自慢だ

命に尊さがある訳ではなく 存在に尊さがあるのかも知れない 存在を喪う事には何も意味がない

理由に言い訳して 存在を認めない 喪う事許りを数えて 得る事許りを否定する

幸福と云う思い込みで 過去に引き籠る 現在に於いては 自分の世界に引き籠る 自分は何時でも 引き籠り生活を送っている

もう一度貴女に触れてみたいとか 貴女の声が聴きたいとか 其う云う事を思ってみても 何かの言い訳を紡ぎ出して 自分は何も行わない

死ぬ気でやる気がないのだ 自分の人生に於いて 其れを行う程に 覚悟と気合とが存在しない 其れは自分が儘ならないのも仕方ない

自分か仮に明日死を迎えるとか 余命が極短く 後半年で死を迎えるとか 其う云う事を知り得る事が出来たら 自分は遣ろうと思う事があるのに 其れを余命を宣告されない状態で遣ろうとは思わない

単純な決断を先延ばしにした結果 此の様な如何仕様も無い人間が出来上がる

最高の幸せな結末を求めるの為らば 志半ばで 自分は正しいと信じ切った儘 死んで仕舞う事ではないでしょうか

他の誰かの人生に憧れると云うよりも 自分ではない誰かの思考に憧憬を抱く事はある 如何の様に感じて 如何の様に考えるのかを 感じてみたいと云う思いは何処かにある

如何頑張った処で 自分の存在し続けた処は 何時迄も自分の存在し続けた場所でしかない 其れを変えて 誰か他の人生の様に振舞う事も出来ない

カイワレ大根の様な汎用性に 意外な嫌われ者でもあるかの様な 集団に属せない其んな存在かな

真理よりも知りたいと願いのは 貴女の真意 でも真理よりも打ちのめされるであろう 其の貴女の真意は 知らないから妄想で済ます事が出来るのかも知れない

今は如何の様な世界ですか 貴女の見ている其の世界は 色を持っていますか 歪んではいないですか