2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

自然界には敗者を生存した儘で救済する処置は行われない 天敵に襲われて致命傷を負えば必死 自己免疫で如何にもならない疫病にかかれば必死 不具に誕生すれば必死 此れ等の救済処置がない事が当然 死ぬ迄勝ち続けなければいけない 其れが当然の事なのに 人間…

愚かになり 穢れて行き 狡猾に為って行く過程が人生なのだろうか

唯 後悔を続けて行き 自分の愚かさを実感して行く事が 今の自分に残された最後の行い 其れを免罪符の様に信じ込んで 脇目も振らず他の可能性も考えず 一心不乱に同じ事を思い 得られなかった 得る筈だった未来を抹消する

数値を用いないと評価出来ない愚かさは 言葉を用いないと表現出来ない愚かさと類似している

自己欺瞞に満ちた言葉程 耳障りのない綺麗な言葉の様に誤解する

考えてみれば単純な事だった筈だ 其の単純さに盲目だったのは 自分の視角の広さに因って見落としたのか

自分が考えるに 民主主義と経済資本主義は 成長の或る段階に於いては両立出来るけれども 特異点に達した瞬間に 両者は互いを攻撃する仕組みを持っているのではないかと 最近になって気付き始めた

数の認識に因る多勢に無勢が民主主義の原理

変化を好意的に評価するのなら成長 変化を悪意的に評価するのなら堕落

多少のアルコールが齎す脳内の活性が 定常的に為れば 其れが依存と云う事

自分の求め考える幸福は 過去の其の先に広がりを持っている 既に手に入る事はない 手に入れる事は出来ない

広大で大量の所有が権力の象徴であっても 其れに憧れを其処迄持たない 物質的な実質の所有為らば 多少の興味関心はある 其れは物欲を満たし保管する為の空間を 自分は幾らか所有したいと願っているから 然し其れが抽象的な視野や関係と云う意味合いを持つ 広…

広い世界何て別に求めていない 世界に広さ等必要ない 狭い世界で構わない 自分の適応出来る狭小の世界で 総てが解決して仕舞えば 広さを持っている事なんて何の意味もない

間違っている事を発見しても 其れを間違っていると指摘しない 其んな正しさが存在する 間違っているのが現時点でも 其れが未來軸で視れば正しいと云う事もある

置き去りにされた数々の言葉達 自分が生み出して 自分は消化せずに 其の儘 擲っている言葉達 何時か自分は言葉に復讐される

喪いたくないと思っても 人間 最後には総てを手放して仕舞うのだ 何んなに大切にしていたものも 何一つ道連れにする事は出来ない 記憶や想いや関係でさえも 最後には喪って仕舞う

生かす事が最大限に正しい事の様に誤解しているかも知れない 生き残ると云う醜態を晒し続ける事を強要し続ける 其れは酷く残酷な事でしかない

喪った事で気付かされた様々な事は 貴女が自分に与えた最後で最大の愛情だったのだと 其れを肯定的に好意を以って受け止めたいけれども 其んな事に気が付かなくても 貴女を喪いたくなかったと云うのが本心だった

正しく間違えると云う 一見奇妙な行為が 結果的に成長や応用と云う 意味の解らないものを最終的に副産物として排出する

日常を単純化して 思考の省エネを試みるが故に ルーティンな日々に努力をするが 其の内実では一個人の人間性や思考性については 簡単に見抜かれたくないと 複雑怪奇な包囲網を以って 自分の存在を晦まそうとする

自分の置かれた現状を客観視すると 其れこそ何次元にもなって比較する事が出来る 二次元的や三次元的な単純さを持っていない

幸福とは不幸との位置エネルギィの差異でしかない 其れは状況との格差でしかない 其の状況とは自己承認欲求との現状の認識の差異でしかない

彼の時に自分は如何れ丈別の言葉を探しただろうか 伝えたい事が伝わらないもどかしさと苛立ちがあって 違う言葉を幾ら探しても 其れが嘘に為って仕舞う事は分かっていた

修めた学問が其の儘利益に直結する事等殆どない

変化の認知によってのみでしか時を理解する事が出来ない 変化しない空間が存在するとしたら 認知する事は出来ないので 其れは死と同等の意味を持っている 人間は常に変化量を認識する構造になっている

其んな事で世界が変わる訳ではないけど 別段世界を変えたいだなんて思いはしない 寧ろ何も変わらない儘の静止を望んでいたりする

完結完了して仕舞えば終わって仕舞う 中途半端であり続ける事も必要 其れを糾弾される

想い出す度に補正されて行って仕舞う 過去のコピィを繰り返して 原本は擦り切れて無くなって仕舞った

正しさに否定される自分の思考が 幾ら間違っていなかったとしても 其れを擁護するなんて博奕は誰も打って呉れなかった

手に入らないと云う安全柵がある事で 自分は安心して望む事が出来る 何んなに頑張っても手に入らない安心は 結末を知ってから読むミステリィの様な安心感がある