2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

アイソレーション症候群と孤立。

群衆の中で完全な孤立感に襲われる心理的症状の事を此う呼ぶらしい 人は誰かを理解する事は出来ないし 自分を理解して呉れる人間も存在しないのは 誰もが知っている事だろうが 其れを過剰に期待すれば諍いが絶えない 誰にも期待しない事が一番の得策だ

イコライザと歪。

一度 歪に為った精神状態を正常だと勘違いする以外に 此の世の中を生きて行く術は何処にも存在しない 自分は自分の思想を何処かか誰かに理解して欲しいと願っているのか 其の結果が 料金を払って迄誰かに伝えたいという欲求の根源か 其れを如何処理する可き…

アンプリファイアと増幅器。

最初に発生した小さな”厭だ”を取り除けないと 其れを覆い隠す様に様々な”厭だ”が自分を支配しだして 自分では如何にも為らなくなる 其れが思考の中でどんどんと増幅されゆき 軈ては”死にたい”と謂う当然の帰結を齎す 其して其の結論が最も合理的である事を了…

アンフォルメルと非定形主義。

自分の人生で何が一体間違いなのだろうかと考えれば 結論は当然の事で 其れは生まれた事自体が間違いだった

アンバランスと不均衡。

死を望む精神と生を望む肉体 其れに反して 死に逝く肉体と生を貪る精神 不均衡な両者の同居が 自分自身を苦しめる

アンニュイと倦怠。

或る人には頻繁に”もっと怠惰に生きても良いのに”と評価されるが 自分の生き方が勤勉だとは思わないし 寧ろ 逆に自分の生き方こそ怠惰の極みだろうと思う 生きる事を放棄し 死ぬ事を望む事こそ 怠惰なのではないかと自分では思う 愛情は死を以って尊いとす可…

アンチノミーと二律背反。

幾ら君の意見が論理学的にも正しいとしても 自分が打ち立てた意見とは解り合う事が出来ない

アンシャンレジームと旧体制。

封建的な旧体制の崩壊と共に訪れた開放は 苦悩と苦痛の開始でも有る 何も解らず 封建制度に縛られ 理不尽な仕打ちを受けている方が 幸せと云う事も世の中には存在する

アンサンブルと合唱。

皆 仲良く 一生懸命 其うして一つの物に向かっていく 其れを美しいと謂うらしい 其れを評価しなければ全うな人間ではないらしい 努力が必ず報われるかの様な錯覚を与えるのは罪だ 其う遣って世の中の理不尽を覆い隠して 恰も希望が有るかの様に演出するのは …

アングロフォビアとアングロマニア。

用途が判然と解っているものなら 其の運命を全うす可きなのだろう 自分の用途は何処に存在するのだろう 存在しないだろうか 其れを見つける為丈に総ての時間を浪費する 其れでも見つかるとは限らない

アングルと局面。

様々な局面を切り出してみても 切り口に無謀と虚無の綻びが目立つ 無意味と云う地獄に吸い込まれると 其処から抜け出すのは困難だ 其れは何を差し置いても無意味で納得させられて仕舞うからだ

アレグロと快速。

自分に音楽的素養が無かった事を後悔している 音符を諳んじる事が出来ない事を恥じている 其れは自分の数少ない幼少期の悔恨 然し 今に為って其の素養を身に付け様と思わないのは 過去の故にしてケリを付けたからなのだろう

アルトルイズムと利他主義。

利他主義と云う自己満足 自分を犠牲にしたいと謂う 自己破壊欲求 見た目には美しい自己犠牲 理想郷の利他主義 其の内面を抉り出せば 醜さしか存在しない自己満足と自己嫌悪

アルテリと協同組合。

誰も自分の世界観と思考に共同して呉れない 別に其れを望んでいる訳ではない 寧ろ其れは望んでいない 唯 タイトルに合わせた丈だ

アルチザンと細工師。

何んなに小細工をして人生と云うモノを楽しもうと試みても 其の先に存在する虚無感を拭い去る事は出来ない 自分にとっては自分の人生を自分で楽しもう等とは思わない 如何したら早く終了するかを考える 強制終了をしたい気は山々なのだけれども 後一歩が踏み…

アルゴリズムと計算手法。

計算手法の違いでも 結果 算出される答えは同じ 要はアプローチの問題だ 如何れが効率的なのかは 遣って見なければ分らないのが現状だ 算出方法を見比べて 彼方の方が良かったと嘆いても 走り出した演算は引き返す事が出来ないけれども 途中でプログラムを組…

アルカイスムと古風。

過去は良かったな 未來は不都合だな 現在は不躾だな

アリバイと現場不在証明。

自分の存在証明書を発行されても 自分の存在は確立出来ない 市役所で発行して呉れないものだろうか 自分の存在証明書 其れが有れば自分を騙せるか 存在が証明される事で 押し潰されそうな虚構の義務に 息が出来ない程に息苦しくなる

アラベスクとアラビア風。

定義しても曖昧 当たるか当たらないか差し障りは無い 知識を溜め込んでも意味を為さない 定義や意味に囚われる 其んな事は何一つ 何一つ 矢張り意味や価値を追求する 生産性を意味や価値だと誤解して 自分の価値を値踏みする

アライアンスと同盟。

何かの約束事をしても其れが反故に為って仕舞う 自分の存在の故だ

アポロジィと弁明。

弁明も弁解の余地もない 総ては自己責任 自分が此の世に存在した事すら自己責任なのか では 自分は如何したら其の責任を果たす事が出来るのだろうか 死を望む事以外に自分に出来る事は無いだろう 死を望みながら生を謳歌する事等出来ないだろう 責任の所在を…

アポリアと困惑。

貴女が僕の提案を受け入れて呉れた時 僕自身は正直困惑していた だから確認を何度もした 其れが妥当な判断だとは思えなかったから 余りにも愚かな判断を下していると思われたから 自分から提案しておいての話だが 本当に其う思った

アポロトロフィと所有格。

判断と云うモノを如何遣って付ければいいのか 先の見えない人生に於いては殊に重要な事である 人生の価値を生産性で判断するのか 自分の行いの正しさを如何判断するのか 総ては定義付けされていない事だから 自分の判断と尺度が必要になる 尺度は培われるが …

アボガドロ定数と質量数。

コップ一杯の中に含まれている分子の話を思い出す

アボートと実行中断。

産れた時点で気付いたんだ 産れるんじゃなかったって だから赤ちゃんは産れた時に泣き叫ぶんだ 話が違う!って 此れから始まる人生を実行中断したいって

アポイントメントと指定。

指切り拳万で約束を事前にする 何時か貴女が自分の人生を終了させて呉れると 其れを願っている 口には出せないけれども 其れが一番の幸福だ

アベンドと異常終了。

自分の性格がねじ曲がっているから 其れを異常だと判断して 誰かが強制終了を掛けて呉れれば 其れは正常な判断なのだと思う

アベレージと平均。

平均的である事は重要である 余計な厄介事を請け負う可能性が下がるから 頭打ちで隠れ蓑に為り 自分の存在を極力消す事が出来る 自分の存在を無意味だと実感し易くなる

アペリティフと食前酒。

腹ごなしの様に前菜を貪り メインディッシュ迄我慢が出来ない 人生のメインディッシュは 死ぬ当に其の時である 口直しのシャーベットは要らない 始めからメインディッシュの事しか考えていないから

アベニューと並木路。

秋口の並木路の街路樹に心を奪われるのは 其の儚さと散り逝く潔さの為だ 生きる事は醜い 其して死ぬ事は美しい 然し 散り逝く事が死ぬ事ではないのを 街路樹は知っている 来年には亦 似た様な葉を付け 似た様な花を咲かせ 似た様に散り逝くのだ 新陳代謝の様…