2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧
重い躰を最終列車に乗せて 揺れながら擦る今日の事 ホームに下りて気づいた事は 亡くした切符と猫背の僕 話したい事は山程在るけれど 中々言葉に成っちゃ呉れないよ 話せたとしても伝えられるのは 何時でも本音の少し手前 耳障りな電話の呼鈴 「元気?」って…
見切り発車。 何も無い儘。 誰も乗せない儘。 行って仕舞ったよ。 行き先も告げぬ儘。
何かを求めている訳ではないのだけれども 何も求めていないのかと問われれば 其れを肯定するには多少の無理が生じる 然し、其の逆では決してないし 手当たり次第の自分に置き換えた他人に成りすまして 残像の残りが僅かな 復元が難しい今朝の夢を思い出す
滴る血液は 一体何を意味するのだろうか。 化学物質の汚染に 僕は何を望むのだろうか。 脳内の集中力をアドレナリンからニコチンに委託して 其の代償に僕は肺胞を差し出す。 其処に遺伝子のコピーミスが生まれ 其して其れは僕の処理能力を遥かに超え やがて…
具象的無限と抽象的無限の間には 鱈場蟹と津和井蟹の様に一見似た様な気がするのに 全くの別物であって 其れは似て非なるものである。
此の間、病院に行って来たのですが 新しく処方された薬が如何やら体質に合わないみたいで・・・。 もう、何だか、吐き気しか催さない。 まぁ、如何でも良いんですけれどね。 明後日、面接だって言うのに 全く持って白紙の儘の履歴書を見て 如何仕様なぁ。 如何…
物事を多角的に見ようと心得ても 其れは一点から放射状のベクトルが出る丈で 物事の反対側を三次元的展開で望む事は出来ない。 多分、其う云う事だと思う。
君が僕を握って「飛べ」と叫んで 放り投げるけれど飛ばない。 頷いているけれど 聴いている振り丈 期待外れの人 君が僕を摘まんで引っ張っているけれど 玩具じゃないから伸びない 嗤っているけれど 楽している振り丈 期待外れの人
対価を要求したら殴られた。 危険思想をチラつかせたら殺された。 社会不適合者と言われた。 でも、皆が僕を疵付けられるのは 僕の表面的便宜上の対象で 僕の人格や思想を疵付ける事は一切不可能なのだ。 此れが危険思想なのかな。
何か未知なる目的の為に運び屋に任命されても 其の先に滅亡と云う最高のフィナーレは回避できない。 何故運び屋が其処迄気を廻す必要性があるのだろうか。 此れこそ想定道理なのか。 其の自己修復機能を持たせる為にクオリアの傍観者として ニューラルネット…
其れは 生まれるという事実 存在意識と云う事実 自覚するという事実 に 対する義務で。 矢張り其れは苦痛へとポテンシャルエネルギーの低下で安定する。 其れを当然の様に要求し 自ずから其れを拒否する事に対して 丸で林檎が木から堕ち無い様に驚く 其れは…
其の通信回路の何処に其んな誤算があったっていうのか。 電気信号は何故其んな幻想を抱くのか。 此れは本当に事実なのだろうか。 只の勘違いで。 僕は何を自覚するのか。 目覚めない悪夢は無いかもしれないけれど。 目覚める時が屹度最大の幸福で 最高の不幸…
多分其れは大いなる勘違いにして 大いなる誤算であるからして 多分其れに大きな意味は存在しないから 多分其の事実も取るに足らない 実に下らない 如何でも良い日常の一齣として 多分此の先ずっと扱われるのだろうけれど 僕としては 実に無視出来ない事実な…
気の抜けた炭酸曹達の様な思考の上に 何かを求められたって バナナにぶら下るから 明日御出でよと伝える 魔人のランプを掃除するんだったら 君を自由にして上げるから 逆上がりの練習をしに夕方の公園で待ち合わせをしよう。 夜空に輝く星でジグソーパズルを…
或る特定の物を探している時に限って 其の物が見付からない様に 人間だって本当に其処に存在して欲しい時に限って 誰も其処には居ない。
昔から気に成っているんだけど。 リパーゼの入った胃薬と サントリーの黒烏龍茶を一緒に摂取したら 脂は如何成るんだろうって言う 一寸した興味本位な話。 まぁ。 如何でも良いんだけれど。
何もないを認識したらあるになるよね
チョコボールの様な憂鬱の先に 雨上がりの様な寒さがあって 屹度、天然成分で出来た雲は 空から雪をチラつかせるけれども 僕の火照った体温は銀の卵を温めて 何時か誰かに差し出す算段で 全ては順調に進んでいる筈だったのだけれども 携帯電波の妨害が成長ホ…
抽象的な事を求められるのが一番の苦手。 其の対象は具象的表現に換言するのが出来ないのは 判然言って馬鹿なんじゃないかと思う。 何の返答も期待しては居ない。 只の辻褄遭わせ。 何度も繰り返すジグソーパズルの様な物。
知っている 其の事実が 此の苦痛が 別に何も齎しはしない事 別に何の意味合いも持たない事 別に何も始まりはしない事も
パーソナルスペースを混同するんだ。 だから此んなにも頭が痛くなるんだ。 だから此んなにも胃が痛くなるんだ。 だから此んなにも厭になるんだ。
最近考える。 何を? 五月蝿いなあ。 面倒臭い事が山積みなんだよ。
何も発言をせず 何の行動も起さず 只。 じっと其処に存在し続ける。 其れは苦痛だし 其の苦痛が快感でもあり。 其の苦痛こそが快楽である。 行き交う通行人を眺め 喩え其処で何者かが志半ばで生を全う仕様と 僕は手を差し伸べない 卑屈な笑みを浮かべ 只、嗤…
三角関数のsinカーブとcosカーブに 虚数の値を取ると螺旋状を描き円になる原理がわからない。
蓄積蓄積 堆積堆積 此のカップは屹度何処かに穴が開いているのではないだろうか? 何時になっても零れ落ちない 溢れ出さない 其れすら気づかない程? 例えば此のカップには既に溢れていて 其れを包む別の空間を主として堆積をしているのか? 蓄積を続けてい…
天然日和の色はアジアンタムブルーに染められるって君は言うけれど 其れは色じゃなくて植物の名前なんだよ? 僕はタペストリーホワイトじゃないか? って時々思うね。 人生の短さに思いを馳せて夏への扉を叩いてみたけれど 其の先に存在したのは自殺倶楽部だ…
ニューラルネットワークは主に人工神経回路網をいうけれど 其れは決して人間が作り出したもの丈に当て嵌まるのではなく 人間の脳内に存在するニューロン素子だって 其れは立派なニューラルネットワークと言えるんだ。
水層に浮かべられた脳味噌が 電気的刺激を受けて 僕が多分真実だと信じる事実が此処にある。 此の悪夢から目覚めるにはケミストの気紛れか。 其れを或る種の知的設計者とでも言うのだろうか。 何も存在しはしないのに。 其の区別を付ける術は何処にも存在し…
幾等藻掻けども如何にもならない事を知っている。 只、行動を起さねばいけない事も知っている。 其の事実が何の意味を持ち合わせない事も知っている。 何も始まらない事も知っている。 だけれども。 けれども。 只、今は其うして何となくの危機感に身を委ね…
何かを得た時に 僕は何かを失った事実を知る。 何かを失った時に 僕は何かを得た事実を知る。 差し引き零。 僕自身は何も変わっては居ないのだ。 只、環境が変わった丈で 僕自身は何時だって置いてけ堀。 只の傍観者の域を越えない 其れはクオリアの反応丈だ…