非補償熱はエントロピー生成の原因となるもので必ず不可逆的。

天然日和の色はアジアンタムブルーに染められるって君は言うけれど
其れは色じゃなくて植物の名前なんだよ?
僕はタペストリーホワイトじゃないか?
って時々思うね。
人生の短さに思いを馳せて夏への扉を叩いてみたけれど
其の先に存在したのは自殺倶楽部だった。
的を射る言葉を列ねる三四郎は女王様に跪いて足をお舐めと言われるけれど
愛する人達が見守る中夏のレプリカを大事そうに抱えて帰って行った。
果たして人生に意味はあるか?
と、問われれば其れは晩年に見た流星の絆にでも聞いてくれ
若しくはビックバン宇宙論にでも参照するべきだ。
たまたま地上に僕は生まれた。
生まれながらにラビット病に侵され
14歳のエンゲージリングは少し大き過ぎるから
別れの後の静かな午後にでもはつ恋を思い出そうと必死になる。
ヘルマフロディテの体温に暖められた乳と卵は
サイコロジカルの観点で言う問題な日本語に託す。
暴走老人は乱暴と待機に勤しみ傘の自由化は可能か?と
今日も人形の家で考え続ける。
ベロニカは死ぬことにした
と云う宣言を幸福な死で迎える恐るべき子供たち
少年達の穏やかな日々は今はもうない
銀河不動産の超越に異邦人は目がくらみ
粉飾決算の数字のウソを見抜き
グッドバイと言った。