2020-12-01から1ヶ月間の記事一覧

何が謂いたいのか分からないと頻く謂われる 自分でも何が伝えたいのかが分からない

時偶 非常に稀に 思いも由らぬ様な事を考え付く事があるけれども 自分の人生を自分で掌握している訳ではないので 其の思想を演算してみても 実効値は存在しない

誰かが代わりになれる程の 誰でも良い様な存在だったら 消費と消耗を繰り返して 継続する事が出来たのだろう 丸で使い捨ての従業員の様に 其処に存在さえすれば満足だったのだとしたら 其れで問題はなかった筈なのに

思考の破綻の先には絶望しか存在しない

盲目的に自己中心的に物事を考えて 概念の上で物事を考えて 其れでいて 自分の思考は何一つ現実には則していない 其れを見抜く人間からしては 絵空事の滑稽でしかない

同じ事を別の人間へ望むと云う事は 間違っているのだろうか 其れは感情の抱く先としての問題か

環境が変わったとしても 自分は同じ事を伝えられるだろうか 貴女の其の暖かい手を握る事が出来なくなっても 同じ感想を抱く事ができるだろうか 其処に見る景色の隣に貴女がいないと云う丈で 自分は別の人間に同じ事を伝えられるだろうか

何かに感謝することは出来ない 謙虚に生きる事も出来ない 其れでいて持ち合わせている自信は張りぼてで 自信と呼ぶ事も出来ない唯の自己顕示欲の塊 客観的に見て 醜い精神しか宿していない 其れに辟易する癖に 此れを如何にかし様とは思わない 思っても如何…

何かを作り出すよりも 何かを消費したり 何かを壊したり 何かを喪う事の方が多い

何時の間にか変わらない儘の 何時迄も変化のなく 其れは劣化をしているとしか表現できない 堕落な精神を神経に宿した人間になった

今では如何仕様もなくなった事でも 当時は如何にか出来るのではないかと 自分の存在と可能性に己惚れて 盲目的だった未來を考えた過去があったけれども 何かに成れる訳でもなく 何にも為れずに 何かをしたい訳ではなく 何も出来る理由もなく

自分の不誠実な精神では 其の気持ちを心に刻んでも 何時の間にか喪い忘れて仕舞う だから言葉にして刻んで置きたい

自分は如何し難くとも 淘汰される可き存在であるのだから 早く淘汰されて 存在を喪って仕舞いたい 其うして存在の記憶すらも 喪われて仕舞いたい

虐めや排除には二種類存在していて 本人の存在の背景に依存するもの 此れは差別とも呼ばれる 此方は端的に謂って排除す可きではない 然し本人自身に依存するものは 排除されても仕方がない 其れは排除ではなくて淘汰と呼ぶ可き事なのではないか

取るに足らない 幾らでも代替の利く存在である事を自覚しているのに 其の調和に何よりも不要な自己顕示欲が顔を出して来る だから集団での生活が破綻する

価値観と云うのは 本来自分本位で自己中心的なものでしかないのです 其処に中立性を求めて (自ずから求める場合は最早其の中立性が 自己中心的なのですが) 平等を謂い出し 更には其れを人に要求する 此れ程筋の違った事はない筈です

自分で自分の事を否定しているのに 他人が自分の事を否定しているのを聞くと 鼻持ちならない

記憶を失う事を望んでいるのに 他人が其の記憶を失って呉れる事を望んでいるのに 其れでも喪われて仕舞う事を恐れている

ニヒリズムなナルシストを気取ってみても 其れで世界との調和が取れると云う訳でもなく 其れが自分の生きる標になる訳ではなく 唯だ 自分を生き辛くしている 然し乍ら生き辛くとも 生きなくてはいけないのだから 仕様がない 生きると云う罰ゲームは今日も継…

最後迄自分の存在と 自分の意志と自分の意欲を信じる事は出来ない 自分の可能性なんて以ての外 論外とは能く謂うが 論にすら為らない 端にも棒にもかからないとは 箸にも棒にもかからないと云う事

音と雰囲気に依存している 此の世界を成り立たせているものは 一体誰なのだろうか 其して其れとも何者だと云うのだろうか

理由を明確に理解出来るのであれば 其の聡明さには頭が下がる思いを抱くであろうが 理由を明確に理解しても 自分の理性に順応出来なければ 歪になった行動が波紋を広げる事に為る

自分の自己肯定感は 自己顕示欲の上に成り立つ場合が屡々あるので 世間は自分自身の存在に自己肯定感を持つ事を良しとしているが 其れは集団にとってはマイナスでしかない

集団の中に自己を見出すと 其の中には自分の醜さしか存在していない 自分の思考や志向や嗜好が 余りにも醜いので 人に対して喋り過ぎたと思う事が多い 言葉を口にする度に 何時も後悔が付き纏う

必要のされる人間を自負する事で 自尊心を構築しても 其の先に自己顕示欲が見え隠れすれば 其の見え透いた嘘を突き通す事は出来ない 其んな薄っぺらい無力な人間

少しずつ溜め込んだ異和感が 軋みを続けて 耐えられなくなって来る

自分自身の矜持を喪いたくない 其れは自分の生きる意味なのだろうか 思考も考察もへったくれもない

掌握する事で統制を得ようとする 其の恐怖政治には苦痛が伴う

自分を犠牲にすることを厭わないのは 犠牲にしている自分が好きだから 其れは自己満足な自傷行為であって 其処に自分を擦り減らすことで 減って行く自分を認識して自分の存在を認識する 自分の認識は与えられる事では傲慢になるが 与える事によって謙虚にな…

明瞭と断言するのなら 其れは観察眼の怠惰 思考の逃避であろう