2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

何処かに残る 其の面影を追う 遂に其れを暴ききった処で 無用の長物となる

絶望が齎すものは新たな絶望である 其れが連鎖反応を起こして 人は自分は不必要な人間なのだと 至極正しい結論に至る

絶望は幸福の種に為り得ない

誰も自分を守っては呉れない 其れは事実 当たり前の事だ

一度失敗した人間は二度と這い上がれない様に出来ている

中身が伴わない儘 成長と云う名の時を経過させ 不十分な存在を強制的に送り出して 自分は誰も恨む事なく 誰にも恨まれる事なく 自分の存在を無にしたい

全員が全員虚言症だったら良かったのになぁ

忘れて仕舞う 思い出さなくなって仕舞う 思い出せなくなって仕舞う 忘却という現象が行為ではなく為る時 自分は其処に悲しみを持ち込むのだろうか 巧く言葉を運んで積み上げて 更なる理論武装を重ねるだろうか

何にも良いと思えない 余り憤慨もしない 今日は何曜日だっけ 差して問題じゃあないか 興味が失われて行くと云うのは 其れ丈視野が狭くなって来る事を意味している 自分には可能性を其れ丈手放している様に思える 様々な事に興味を喪って 最後に残るのは 本当…

人と関わると云うのは 相手の人生に何かしらの爪痕を残す事になる 其れが関係と云うものだ 傷を何か付けなければ関係を築けない 其れでは自分は誰も傷つけたくないから 関係を持ちたくない 人間と接する事に違和感を覚える

此方の気分等お構いなしに 何時も愉快そうな声で語り掛けて来る 其の声に元気付けられる時もある 音楽は自分を肯定して呉れているかの様に錯覚する 其して自分を巧く騙くらかしてくれる

稚拙な論理だと判断する人間には 嘸かし優秀な論理を所有しているのだろう

真面目である事は普通である事を怠惰にさせる 怠惰である事を普通にさせるのは 怠惰でしかないのに 此の論理は何処か可笑しいね

自分の幸福が他人を陥れる結果に終わる事もある 自分の幸福が正しいのであれば 相手が間違っているのか 相手も亦 正しい被害者であったとすれば 加害者は自分なのだろうか

“バイ”と其の人物が言葉を発した時に 然様ならを意味するのか 買うを意味するのか 将又バイセクシャルを告白しているのか 受けては想像で解釈するしかない 不安定な言葉の意味を 自分勝手に理解して 相手を必要としないで総ては進んでいく

物事には白黒を判然とさせるから美しいものと 白黒を曖昧の儘に躊躇させておくから美しいものとが存在する 時代の変化と劣化に耐え得るのは前者の方だ

自分の人生に自信が持てる程傲慢じゃない 自分の人生を肯定出来る程自信家じゃない 自分の人生を否定し切れる程諦めが良い訳でもない でも内心は其れを極限迄否定し続けたい願望に曝されている 其れをし切る事が出来ないのは自分の弱さの象徴的な事

生きていると云うのは卑劣で卑怯の象徴だ 死んでいくと云うのは美しい 純粋で醸造された世界だ

屹度死んで仕舞えば総ての事から解放される 総ての義務と 総ての権利から解放される

総ての事柄に零で除算して 総てを無かった事にする 個人が死ぬと云うのは其う謂う事だ 残されたもの等関係ない 総ては自分が零で除算され 存在が無意味に為っていくと云う 此の上なく素晴らしい事なのだ

自分自身を愛する事が出来ない人間が 他人から愛と云うものを享受仕様と試みた時点で 其れが全ての間違いの始まりであったのだろうと 今に為っては其う推察される 其れが事実で其れ丈が真実なのだろう 何時だって真実と事実は裏で手を組んだかの様に 自分に…

言葉にするのは非常に簡単な事なのに 行動に移すのは非常に難しい 行動に起こすのは非常に簡単なのに 言葉にするのは非常に鬱陶しい 独り法師の儘 其れを選択して望んだのは自分自身な筈 認識を拒絶したのも自分だった筈なのに 其れが強がりだと云うのだろう…

何故 彼の時自分は生かされたのだろうか 其の答えは永遠に見付からない 其の儘自分の命を喪って仕舞えば 其れが本望だったのに 何時だって自分の其う謂った願望は叶えられる事はない 如何でも良い事ばかりが転がっていて 本当に大切なものは何一つ叶わない …

少し気持ちが悪い 此れが脳幹の詰まりや手の施し様のない胃癌だったり 其う謂う夢みたいな憧憬を抱いても 其れが現実になる事は無い 自分が本当に願う事は殆ど叶いはしない 降らないものばかりが蔓延り 蔓延した降らなさ丈が 確約されて行く 自分の知らない…

其の時々で思考は変化する 昨日考えていた命題が 今日には如何でも好くなっている場合もある 過去に遡って思考の旅をしてみても 納得のいかない場合もある 総てを薬と酒が刈り取って仕舞う

自分の中で意味を与えると云うのは重大な事である 現象を現象の儘消化する事を心掛けている自分にとって 此れ程重要で重要な事はない 其処に責任が付随するし 管理も遣って来る 何よりも其の現象や対象を喪った時に 自分が取る可き行動の選択肢の拡がりの無…

何も書き記したくない時もある 物事が浮かばない日もある 何も出来ない日が続いて行く 其れで良いのだ 思考を奪われて 何も出来なくなり 其の儘 此の世から居なくなる事で 総てが完遂される

同じ思考を持っている人間は存在しないが 同じ嗜好を持っている人間や 同じ指向を持っている人間は存在する オブジェクト指向の矛先は万人に向けて

胸に抱いた小さな疑問や感覚を 何時迄も手にしている事が出来るのは 一つの才能であると思う 現れては消えて逝く 書き記したと同時に安堵して忘却する 其れが大多数の脳の構造であり 一つの精神力なのだ

雰囲気は経験則から来る思い込みに過ぎない 本質を捉えてはいない でも直感よりは当てに為る