2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

何年振りかで 何年か越しのアイデアを実装して 其れが間違っているのは 検証が足りなかった故か 其れとも時代が時代じゃないのか

地球の回転よりも 頭の回転が速ければ もう少しで時を超越することができるのに

呑み下した薬と 飲み干した酒とが 此の今を創っていて 其処に呂律の回らなくなった思考が 思考にも体力を使うと 毎回同じ事を考えている

自分自身に脅される 自分自身に殺される 自分自身に失望される 其れでも自分自身は存在する 本当に存在するのだろうか

謂わないで 言えるわけもなく だから伝わる訳ではないけれど 伝えたい訳ではない けれども自発的に気付いてくれるのではないかと 身勝手な期待と妄想をしてみる

声に出す事も 声を殺す事も出来ない 声を発することで 声を聴いている訳ではない

自分自身に自分のことを嘘吐きと云われる 自分が自分に誠実ではない 自分の思考や思想や嗜好を総て騙して 無責任な自分への仕打ちで 自分は今日も自分を虐待し続ける

転載することに成功した天才 転記することで訪れた転機 其れを宿命や定めのように感じる 身勝手な責任感 誰も其んなことは求めてはいなかった

自分の額を撫でる風を感じて 其の暖かさが懐かしくて まるで夢の中で再会したかのようだった けれども 現実は常に非常なものだった

空想の乖離が辟易して仕舞う程の妄想 現実的に地に足が着いていない 其れを手にする迄もなく 現実ではないと云い得る

喪った過去なのだろうか 其れとも最初から其の過去は手にしていなかったのか 幻想と同じ様に自分の中に実感を伴わないで通り過ぎていく 隣にいたはずの存在や 同じ景色を見たはずの街並みも

躓いたまま 起き上がれない

嗤われる位に惨め 馬鹿にされる位に惨め

自分を投影して 自分の一部になる様な 自分の存在を相手に委ねられたら 自分は自分でなくなるから 自分の存在は必要ない 其のような邂逅が嘗てあった様な気がする

大切な存在が存在しない 存在しないものを存在しているかの様に扱う事は出来ない

行先も分からない 目的地もない 其れでも立ち止まることがない 後戻りも出来ない 自動で運ばれて行く遊歩道 選択をしたつもりだけで 結局は何も選択していない

日が昇る其の先に始まりを確約されている明日 其処に絶望を抱いて眺めるけれども 如何仕様も無いから 昨日を見詰めるしかない

嘗て誰よりの自分の近くにいたはずなのに 今は 此の世に存在する誰よりも遠くに存在している もう手の届かない其の果てに存在していて 存在を知ることも出来ない

一見綺麗に見える其の日常に潜んでいる暗闇に眼を向ける 気が付かなかった振りで消化していく毎日の 其の帳尻は何処であうのだろうか

言いたいことを増やしながら 其れを言えなかったことに変換して 飲み込んだ言葉は消化されないで 自分の中に堆積していく

言葉を理解しても 其の時の感情は自分の物ではないから 自分には如何することも出来ない

あんなにも望んだはずの変化であったのに 其れが願望と寸分狂った丈で 失望して仕舞う

分かり合う 此の言葉ほど虚しいものはない

同時並行に 存在したかもしれない世界に恋焦がれている 現実を一切無視して

何故か 何時の間にか 気が付かないうちに 其の与えられた 自分の人生が苦痛だと思う様になって仕舞った

与えられた此の途方もない時間を 時間内に喰い尽くすだけの 意味の分からない競技に 自分は何時の間に参加させられるに至った

語尾と帳尻を合わせれば 誰だって其れなりに生きていける 其れが窮屈なのかどうかはおいて置いて 取り敢えず生を消費することができる

戦時中は大人になるということに従って 絶望的な死が約束されていた 然し 其れが希望でもあったのだろう

或る一定の税金を国に治めた人間は 安楽死の制度を得られるとか 其ういう制度が欲しい

殺されたいと願う人間が 殺されたいと願う方法で殺してくれる人間に対して 被害者である訳もなく 其れは唯だ感謝しかない 寧ろ評価される位の行動だ