2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧

貴女が此の自分を見付け出して 拾い上げて呉れたことに 此んなにも感謝は絶えないのに 貴女を喪って仕舞っては 感謝よりも哀しみを抱いて仕舞う

遠くに離れて仕舞った 其の二つの思想は 距離ではなく時間軸に於いて 既に隔てられて仕舞った もう近付く事は出来ないし 再び出遭う事もない

経験して蓄積した情報の処理と格納が追い付かなくなる 其れが忘れる事で解消されても 経験は中々失う事は出来ない

人は何故死ぬ必要があるのか 其の個体が不老不死ではいけないのか 何処かの時点で細胞が劣化しなければ 其れで子孫が反映する事はないけれども 其の儘 減る事もない

人間が其の肉体が滅びる理由は 死ぬ為なのだ

積み重ねる 其して吐き続ける 自分に対する嘘で 自分は自分を見失う事で 自分の安寧を得ようとしている

此んな今の環境も 其う遠くない内に一瞬にして崩壊する 自分の積み上げて来た者は 自分を満たすだけで精いっぱいだ 自分丈で自分を満たす事すらも出来ない 其の承認欲求の愚かさと 如何仕様も無い危うさ

自信と思い込みと云う滑稽さに構成された自分の人格 確かなものは何一つなく 虚勢と虚偽で装飾された自分の思考は 取るに足らない 唯だの安易な理論武装でしかない

心の拠り所は責任の分配先 其う思い込んでいる 其れは自分が唯だ楽になる為のもの 相手のものを受け取ろうと云う 慈善的な精神は持ち合わせていない

理由で済ませて仕舞う事は出来ない 気持ちを伝えようと思っても 同じ様な気持ちが相手も持っているとは 分からないので 伝わらない事もある

自分の思っていなかった事が 喪失によって実感させられる事がある 不在の理解によって 其の存在を渇望するものがある

本当の真相は 理論ではなく 言葉にする事も出来ない感情なのだろうな

手にするよりも明らかな思考実験を繰り返して 思考実験を繰り返すだけで予算が尽きたと云うのか 遂には実行に移さない 何にも裏付けされていない 即席的な安物の自信では 如何にも対峙する事が出来ないのに 其れでも自分は実行を拒む

膨れて行った欲求と欲望とが 臨界点を迎える時に 自分の生活は終焉を迎えるだろう 何よりも膨張している 此の自恣が自死に代わる事が 全ての終わりである

自分の文章が堕落している 其れは主張ではなくなったからだと気付いた 唯だの告白であれば 其処に信憑性もなく 信頼性もなく 矛盾も司り 何の意味もなくなっている

此れ等の文章は主張なのか 何時の間にか自分の主張が 唯だの告白になって仕舞っている 自分の発言の効力がないから 何かを変える事を諦めたのではなく 変えたいと思う事が何も無くなって仕舞ったのだ

時間を何かに与えて 自分の時間を何かに注いで 其れは心血を注いだと勘違い出来る程の事ならば 其れは素晴らしいのかも知れないけれども 何れは総て無駄になって仕舞う

放棄する事に慣れると 放棄する事が常態化して 其れを放棄する前には戻れない 自分の柔軟な発想すらも 其れは自分が持ち得ていた事すら 今と為っては疑わしい

何かを解剖して 秘密を解き明かした気分にでもなっているのであろうか 其れで総てを見通しているのだろうか 何も喩える事は出来ないけれども 其れが正しくはない 解剖する事で 本来の良さを喪う事は或る 其れでも解剖してみたくなるのは 所有欲の所為なのだ…

此の自分丈しか認識出来ていない現象が減少傾向にある 自分は何処迄行っても 誰かではなく 誰にでもなれない存在であり 其れであって自分か其うではないかと云われれば 其れは如何にも答え難い

本当に其れが正しいのだろうか 何処にも確認を取っていない 認識と結果だけの裏打ちされていない者に関して 責任を負いたくないが為に 不安を抱いて生活している 自分が生きて行くと云う此の現象に於いても 其れは不安でしかない

時偶自分が自分である事に違和感があるけれども 其れは自分の肉体ではなく 其処で思いも由らない程に 思考が進まない自分の思想に関して 其の精神の疲弊を実感して 自分の自分と云う認識を疑ってみる

理由にもならないものを理由にして 統一性がない事で誠実さがないと批判され 其れは変化を赦されていない事になる 矛盾は罪であると誰が言ったのだろうか

存在する事にセンスがない 自分の自己認識も曖昧模糊で 其れでいて歪んだ自己承認欲求が 自己像を遥かに超えた状態で求めている

理解と云う名に甘んじている勘違いを繰り返し 全てをレーザースキャンの様に知った気になっている

仮想的空間の脳内で処理する現在社会の進行は 進化と相反して退化していく精神 疲弊する事に慣れて仕舞い 自分のアイデンティティは何処にも存在しなくなり 唯だ無償の報酬の承認の為丈に 自分の存在を偽る許り

詩的な表現は想像の賜物か 其れは言い換えと擬人の能力か 例え話の摩り替えが巧い丈ではないか

口を噤んで 言葉を嚥下に追い遣り 其れでも消化不良の胃袋は 遂に胃痛も催す

自分の存在は過去でしか構成されていない 其処に通常の原動力である 未来へ向けて存在する筈の希望や夢等は存在しない 寧ろ未來の存在が自分にブレーキをかけている

終焉を迎える前と云うのは 何となく其れに向けて周囲が準備されて行く