2009-02-01から1ヶ月間の記事一覧
本当の瞬間は何時だって恐いモノだ。 [三島由紀夫 永過ぎた春]
或る映画を見て 其の物語も 登場人物も 監督も 演出家も悪くないのに 如何しても胸糞悪くなった 其の経緯を推量した時に 僕は其の空想上の現実味を帯びない 有り触れた下らない話を 自分の存在と自分の記憶に照合していた事で合致した。 其の人物が作る感覚…
君は僕の物語を華やかにする登場人物でしかないし 僕は君の物語の汚点に成る登場人物でしかない 其の双方で物語が結合し 其して方向性の変換が行われ 其処の幕引きを僕は永遠に見る事が出来ない 僕の物語は知らずの中に始まり 僕は何時の間にか主人公に仕立…
非常に疲れた。 今日一日 何があったわけではないけれども まぁ如何でもいいんだ。
不図立ち止まって 辺りを見回してみて 果たして僕は何処かに進む事が出来たのかと自問してみても 其の変わらない風景の中では自分は何処かのベクトルを持って 其処に存在しているのかを確かめる事が出来ずにいる 僕は僕の中で進んだと信じ続けるしかないし …
看板から僕の額に滴り落ちた雫が 高度数千米から落下した鉛玉だったら 僕はどんなに嬉しかっただろうか
其の感情豊かで表情変化に富んだ顔を覗き込んでいると 何故、其んなにも達者に変化が出来るのか 其の所以を知りたくもなる。 が、其れを知った所で 僕の生活習慣に何の変化も及ぼさないだろうと 容易に推測出来るし 其れが僕の生活習慣に変化を及ぼしたら 殊…
事実は何時の間にか僕の手中に収まる事が 飽き足らずに飛躍し そして僕の介入が出来ない所で展開し 僕の預かり知らずな所で成長したんだ
何時だって人の思考を飛躍させるのは不幸の中だし 其れは絶望の中でもあるし 苦痛の懐中とも云える 其れは其れこそが死を見詰める場に近いし 其れこそが有るべき姿だと思うし 其れが本質だとも思うし 其れが事実なのではないかと考えるし 其れが定めなんだと…
此の間読んだ経済学の本に 自動車産業及び自動車関連の会社から得られる法人税は 合計すると国家予算の半分に上るらしい。 詰り、マクロ的な言い方をするのなら 公務員の給料は半分が自動車関連産業から支払われている と、云う事になるとも言えなくもない様…
2/3と20/30は大きく違う。 分子に優劣を付ける場合 後者の中には20分の優劣が存在する。
何を自慢する訳も無く 只、混沌と喋り続ける言葉に言い訳を用いるのなら 化学反応の故に。 我々が今を認識する時。 或る事柄があって其れを我々が認識する時 其処には0.5秒のタイムラグが存在する。 此の事柄を前にして 或る事柄が起こった時を今と定義すれ…
コンビニエンスストアで購入出来る様な 存在価値の少ないレアメタルの様な 其んな憂鬱に浸ると 今日は昨日が温かい所為なのだと言い訳をして 寒い事実を黙認する 過去に展開された不誠実な事実を展開すれば 因数分解の困難さと積分定数の不明瞭さに嫌気が差…
感傷的な程の干渉を受けて 其の行為自体に幻悠し 矢張り其処に本質を見抜く力量の不足を余儀無くされ 喩え飛立つ勇気を有していようとも 揺ぎ無い信念が其の邪念と成り得る。 目薬の様な悲しみに 停滞前線の様な気紛れ
其の男は芥を大切に拾う。 其れはリサイクルの余地も存在しない芥だが 其の男には其の作業こそが其の男の命を繋ぎ止める 唯一の行動で唯一の仮想的理由意義である。 けれども、其れは何かに昇華する事も無く 只の芥として 其処に存在し続ける。 芥を拾い続け…
インプットされたものが 必ずしも同じ容量で要領良くアウトプット出来ない様に 同じ物事を求める物と捧げる物では似て非なるものを持つ 僕は此れを与えるが 僕は同じ物を此う云う風にして求める 義務ってのは何時だって自覚した時に苦痛に変換される。 其処…
其の恋愛が非常に単調で単純で平坦で何の面白味も感じられず 其れ故に其の恋愛関係が破綻したとしても 其れを想い出す現在に於いて 過去に存在した其の恋愛関係は少なからず何処かに 美しさを持つものだ。 此の現象は、一番顕著に現れる過去の改竄であって …
或る事実を脳が都合良く処理したとして 其処に思い出す事実は既に改竄され脚色され編纂されたものだ。 だとしたら、過去は何時だって事実ではない 過去を思い出す現在は 其れは信憑性に欠ける。
価値は 其の価値を与える対象以外の人間から与えられるもので 其れは決して自分自身で決められるものではない 其れを比較対象である自身に求める事は見当違いだ。
僕が其れを認める主因に一番帰属するものは 思考力であって 多分、其れが誰かを喪う事への悲しみに起因するのかも知れない。 然し、思考が喪われる事丈ではなく 其れに帰属する入れ物や匂いや想い出が 僕が認める所以になる 然し、其れ丈では 思考が喪われる…
五月の蝿は五月蝿い訳ではなく 只、全てに於いて五月蝿いと表現出来るけれども 其れは湿度の相関的関係で 気候に密着していて 其れが転じて五月蝿になったのであって まぁ、其んな事は如何でも言いのだけれども 何かを定義付けする過程で 其れがマジョリティ…
考えると言うことは何を意味するか。 実はその極論に達する。 人間が考えると言うことは抽象化することだ。 抽象化しないと本質を考えることはできない。 抽象化は ある程度のプロセスで必要だか やり方を間違えると とんでもない事を議論してしまう。竹中平…
君は何故。 如何云う経緯を辿って 此の様な自体に陥ったのかを理解はしていないだろう。 其れでも、別に僕は如何でも良いのだが。
つーつーかーかー。 つーかーれーたー。 つかれたなぁ。 つかれたよー。 つかれたんだよねー。 つかれちゃったんだよー。 ねー。 ねー。 なんなんなん?
其の人は元気付け様と 僕の背中を押した心算でいた。 僕は背中を推されて 谷底に突き落とされた
模範解答が無い様に正攻法もない 結局は血色の良い 個人の気紛れ
其れを正常か異常なのかを定める前に 自分自身が先ず正常なのかを 判別する方法を考えなくてはいけない。
何かについて思考するにしても 何から考えても その檻を脱け出す事は出来ないし 何かについて感じるにしても 何を感じても その檻を脱け出す事は出来ない 自由の利かない檻の中で 自由を謳歌する