2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

実感と云う経験を軸にして 都合の良い空想の世界を創り上げる 経験に依存しないと組み立てる事が出来ないのは 自分自身の想像力の希薄さの象徴であり 劣等感の起因でもある

得た数丈喪う 得る以上に喪う 喪う事を喪いたい

求めてはいけない理由 探求してはいけない真理 知ってはいけない本心

眼に映る様々なものが何処か他人行儀に感じて仕舞うのは 自分が此の場所から置いてけ堀にされて仕舞った事を証明しているかの様で とても哀しい心持を齎す 人間の関係性や欲望は常に流動的であって 其の事が間違いではないのだけれど 矢張り自分は不変的なも…

納得を得たいと思い乍らも 其れに因る終焉を拒絶したいと感じる 疑心暗鬼を繰り返して 何物も寄せ付けようとはしない

肯定と承認が正しくなく 否定と批評を正しいと思い込むのは 天邪鬼の象徴か

個人の理解や諒解を蔑ろにして物事は進行していく 其うして世の中の物語は自分の与り知らずの処で進行していく 結果が自分に還元されない時も多々ある 其れには悔しいと云う感情を抱かない 総ては自分の興味の範疇にないし 関心を向ける事すらも不可能な領域…

其処に愛情を得たいのか 其れとも愛着を得たいのか 尊敬を得たい丈なのだろうか

理解出来ないで事が進むよりも 認識出来ないで事が進む方が怖い

承認欲求を如何すれば破棄する事が出来るのだろうか 人間の心理欲求の中で大部分を占める 此の欲求を締め出す事に成功すれば 今の自分はどれ丈生き易く 生活を継続する事が可能なのだろうかを 何時も想像してみる

最近足の指が痙攣を起こしたり 手の指が曲がらなくなったりする

昔に比べて人を許容出来る様になったのは 貴女が自分に齎した光明 其れを残して貴女は自分の下からいなくなった 貴女を喪う位だったら 自分にはいらない結果だったのに

時代に取り残されて 漂流を余儀なくされる毎日

融通を聞かそうとする自分に嫌気がさす 例外を認めようとする自分に嫌気がさす 自分の覚悟の甘さを露呈している様で 自分自身が厭になる

物事や物語や事実は 必ず悲劇で帰着するから 何も始まらない方がいいのだけれど 其処に始まりを始めようと画策する自分がいる

食事をする事で得られる安心感を 自分は随分と長い事感じていない事に気が付く 今では咀嚼して飲み込むと云う行為其の物が 酷く億劫な行為の様にさえ思える

過去に勝る術は 想い出に勝る術は 誰も見付けていない

自分の存在が停滞していた時に 其の横を何度も往復した人間が 自分の認識とは異なった人生を謳歌している事を 偶々知った時に 悲しみを抱かずに 愚かな憤りを覚えたのは 何処かで記憶を都合よく編纂し 相手の人格をイメージでしか諒解していなかった事を顕著…

自分に課した禁忌を犯したい衝動に駆り立てられるのは 自分の降らない愚かな承認欲求に起因していて 自分は此れ程に他人からの始まる関係に期待を持ち合わせているのかと 一つの驚きと 一つの発見をする 其の大いなる発見に絶望し 自分自身に失望し 自分自身…

何をしているのだろうか 如何しているのだろうか 事実を如何の様に理解して捉えているのか 其の思考に触れる事を禁じられた時に 自分が何よりも触れたいと願ったのは 貴女の思考だった

知らなければ幸せの儘でいる事の出来る事実と云うのは 普遍的に蔓延っている 然し 自分が何よりも知りたいと望んで仕舞うのは 其の様な都合の悪い真実なのだ 其の都合の悪さが自分を納得させ落ち着かせる 精神安定剤の様な役割を担っているのかも知れない 取…

代わり逝く街並みを眺めて 自分の記憶の上書きが出来なくなっている事に気付く 彼の頃の楽しかった幸せを感じた日々を 此の儘別の記憶に置き換える事が出来ないのは 幸福な事なのだろうか 其れとも一生逃れる事の出来ない柵なのか理解は都合よく処理され 実…

思い出に補正された想い出に 現実と云うフォーカスを与えると 此うも醜く現実を直視する羽目に至る 其れが何よりも苦痛だ

受動的な自己満足よりも 能動的な自己満足の方が 満足の具合は大きい

何処かに共通点を探して代替を求めている 代わり等存在していないことを理解してい乍ら 同じ何かを相手に求めている 同じ温盛を得ようだなんて 対象の存在を無視した謀を企てている

自分の人間性が顕著に変化したのは 貴女に出逢ったと云う要因がとても大きい 其れを自覚している 貴女に更に愛されたいという愚かな欲望が 此うも自分の価値観を変貌させて仕舞うとは 当時の自分では予測する事等出来なかった

主観的には純粋さを極めていても 客観的に評価すると滑稽である事が多いというのは よくある現実逃避の実態である

最終的に帰結するのは他者からの承認欲求と云う低俗な欲望の為だ 自分の存在確立を他人に求めなくてはならないのは卑しい事だ 其うして他者からの承認等は自己暗示に過ぎない 他者から当然履行される可きだと認識している事が 其処で履行される丈で人望があ…

想い出が今の自分を生かしているけれども 記憶が今の自分を苦しめている 何方にしろ其の存在が今の自分の脳内領域の大半を占めていて 常に自分は代替を探している 話し方や笑い方や首の傾げ方や興味の対象迄も 面影と代替に依存している

自分の罪を総て清らかにしたとしても 経緯を取り除く事は出来ないし 事実を変える事も出来ない 喪ったものは喪った儘であろうし 諦めたものを手に入れる事も不可能である だとしたら其の罪を浄化する事に価値は存在するのだろうか 悔恨を取り除く事で自分が…