2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

発言を繰り返しては後悔を催す 発議を繰り返しては死にたくなる 行動に起こしては消えたくなる 何もしたくない 理解を求める事は不毛な願望

年齢と共に興味は尽きなくとも 好奇心は確実に喪っていっている

人と関わる事が苦痛で仕方ないのは 仕様のない事として 此れを矯正しようと云う 或る意味では前向きとも捉える事の出来る思考と実行力は 自分自身持ち合わせていないので 自分は一生を此の儘過ごす事になるのだろうな

新陳代謝を繰り返す街並みを眺めて 記憶に置いて行かれる自分は 街其の物に否定されているかの様な錯覚を抱き 其れを信じ込む

自分の発言に 更に謂えば自分の存在に悔恨を続ける 同じ言葉がグルグルと空回りを続けて 此の固定観念からの脱却を強く望むが 自分の存在は長い間此の自己否定の渦に飲み込まれていて 其処から抜け出した後に 自分は巧く自分を認識し 肯定する事が出来るのか…

誰かに大丈夫と云う言葉を発して欲しかった 誰でもない貴女に 其れが後ろ盾のない 空っぽの言葉だったとしても 自分は其の言葉を問答無用で信じる事が出来ただろう 何が大丈夫なのかは判別しなくとも 大丈夫なのだと自分自身を巧く騙す事が出来たのだろう 自…

自分の見ている世界が世の中の総てではないだろうが 此れが世界の総てである事に違いはないだろう 自分の世界の広がりが急激に衰え始めたのは何時からだったろうか 無限の広がりを持っていた世界が有限になったのは何時からだろうか

表現する事が総て自己主張に繋がる 評価を必要とする事が総て自意識の過剰に繋がる 自己主張と自意識が経済を動かす 国を動かす 人の心を動かす

記憶と位置付けられた都合の良い妄想の中でしか 既に自分は生きる事が出来なくなっている どんなに願っても現状が変わる訳もなく 更には両者の間に立ちはだかった経緯が解消される筈もない 此の現実を受け入れる方法は過去に囚われるしかないのである 其うす…

自己主張と云うのは其れはまあ嫌われる要因でしかない 少なくとも自分の場合は其うなのであって 総てを穏便に過ごしたくて 自分は静観する事を得意としている 然し 此処最近の自分の言動を見てみると 其れは自分の主義とは異なっている 其の理由を分析した処…

自分の人生で一番楽しかった時は彼の夏の思い出 自分の人生で一番幸せだった時は貴女に愛されていた事 人生の楽しみの総てを既に自分は消化して仕舞った様だ

自惚れと自己嫌悪 其うして些細な幸福を見失っている 蓄積される不満に抗う事が出来ない

其う遣って他人を穢すのだ 他人の人格を 他人の存在を 自分の認識と云う愚かなフィルタで穢す 其うして都合の良い処丈を掻い摘んで自分で納得する

最終的な解決方法は現状維持ではなく逃避でしかないのだろう 其れが根本的な解決に至る訳ではないし 致命的な欠陥は何時迄も引き継がれた儘 自己否定に拍車を掛ける 其れでも何故だか生き永らえる事を世の中は要求するから 仕方のない選択だったと自分を捻じ…

自分の意志は軟弱だ 其処に所有欲を掻き立てられると 自分では如何仕様も無く所有を優先する 然し 其んな時に限って金銭の持ち合わせが少なかったりもする

同じ自分に同じ事を要求するだろう 今 此処で抱いている感情は人間的に 道徳的に 其うして何より自分の美学的に謂って間違った感情なのである 何も始まってはいないが 其の先の展開について抱く感情は正しくない 自分の感情と意志には彼の時に決着をつけて …

其処に責任は存在するが 責任感を抱く筈もなく 唯 単に時間が経過する事を心待ちにしている 其うして 時が過ぎ 帰宅して 睡眠を貪り 再 同じ場所に出掛ける 其んな毎日の繰り返しで余暇の時間が削られ 自分は思考を喪っていく

簡単に人を信用する事を望むのは 自分が誰かの承認の範疇に置かれたいと強く欲求しているから 其れでいて単純に人を信頼出来ないのは 誰かに望む事の難しさや喪う事への恐怖から

昔の遣り方が通用する筈もなく 自分の遣り方が何時迄も通用する訳もなく 其れを知った時に人は第一線と云うものを退こうと決断するのだろう 其れが引き際として美しいのか如何かは解らない 其れでも苦しんで新しい遣り方を開発する方が正しいのか 自分が年を…

殆ど同じ事を意図して発言したのだろうけれども 其れを発した人間とタイミングによって 受け取られ方は全く違ったり 予想した反応とは違った方向の反応が返って来たりする 瞬間風速に注目され勝ちな世の中だから仕方がないし 世の中は瞬間風速しか気にしてい…

昔 頻く聴いていた音楽を久々に取り出してみて 彼の頃には奏でる事の出来たベースラインを 今は諳んじる事が出来ない事に加えて 楽譜を前にしても指が全く動かなくなっている事に 長い間 楽器に触れていなかった事を実感して 其れ等の総てが時の経過を体に刻…

尊敬と云う部類に自分の存在が他人の認識下に置かれる 此れ程喜ばしい事があるのだろうか 此の認識を得たいという肯定的認識欲求が 他人との会話をしようと云う 他人と関わろうと云う 総ての原動力になっているだろう

最終的に自分が身に着けた術は 究極的な自分本位の生き方だった 誰かに認められるのも 誰かの為に行動するのも 総ては自己満足の為 自己責任の名の下に総ては自分が満足する為

此の儘では良い筈がないと理解しているから 此うも悪足掻きをしてみる でも誰も救っては呉れない 然し 実際の処では 誰かに救われたいとは思わない 其の心境が過去の自分とは違う処だろう 彼の頃の自分は未だ誰かに期待を呈していた部分があった 其れは他人…

近付こうとは思わない 近付けると思っていないから でも相手から歩み寄られたら自分はたじろぐだろう 其れはもう無様な様相で逃げ出すだろう でも憧憬を以って眺めている 羨ましいと云う心の疚しさを以ってして 単純な感嘆を漏らす

自分が幸福になる事が出来ないと自分で断定しているのは 自分の小さな意地を貫き通す事が出来ない軟弱さを痛感したからだ 自分は幸福を求める資格すら備わっていない事を思い知らされた 逃げの一手 逃避の連続 其れ丈を繰り返し続ける

時と共に喪われて逝く命がある 其れを惜しむ気持ちが年々募っていく 得られる命よりも喪われる命を尊いと思うのは 自分が未来を信じないからだろう 其うして年上や年長者ばかりを求めている自分の甘えでもある 自分が責任を負うよりも 其れを担って呉れる年…

認められたいと強く欲求する割に 其の為の努力は怠る 其れで結果得られなければ駄々を捏ねる 唯の幼稚な餓鬼に過ぎない

自分の思考の経時変化に憤りを覚えて 自分の愚かさを実感する 変わりたいと願った部分は其の儘現在に引き継がれて 其の儘を願った部分は跡形もなく変化して仕舞った

昔 酷く苦手な人間がいた 其の人間が騙る言葉が演説の様に聞こえて 妙に説教臭く 受け入れる事が出来なかった 然し 時が経過してみて 今 其の人間の残したものに触れてみると 好意的に感じ共感出来る部分が多数あると感じた時に 自分も其の人間と同じ側に来…