誰かに大丈夫と云う言葉を発して欲しかった
誰でもない貴女に
其れが後ろ盾のない 空っぽの言葉だったとしても
自分は其の言葉を問答無用で信じる事が出来ただろう
何が大丈夫なのかは判別しなくとも
大丈夫なのだと自分自身を巧く騙す事が出来たのだろう
自分自身を騙すツールとして貴女の存在を利用した
其れ丈なのである
其れ程に卑怯な行為を貴女に要求していた