2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

何者かに成れると云う幻想は 何者かに成ったと云う幻覚に帰着して 何者であるかを放棄する

喪う事で其れを永遠にしようとする

最低限の労力で生き抜こう 生き抜きたくないから 労力を掛けたくない

諸形式が整っていない丈で 体裁を気にする人間にとっては 充分拒絶の対象になる

喪う事に因って忘れる事が出来なくなる 過去に束縛される 自分は自分の過去に因って 今を生きてはいない 其れでも其方の方が 自分にとっては生き易い

喪う事を分かっているのに 何故始めて仕舞うのか 掛け替えのないものになって仕舞えば 其の分丈喪う事を恐れる丈なのに

言語と思考丈で構築された世界観に 実感が伴っていなければ 其の基盤は限りなく脆い

言葉を尽くしても 埋め尽くす事の出来ない虚空に 充たす可き愛情を与えて呉れたのは 貴女丈だったのに

遅かった事を悔やむ結果になった事も遅かった 然し遅かった事を知る前に 自分に出来た事は何もなかった

本質等誰も望んではいなかった 唯 建前丈が横行すれば 其れで総ては解決されるのだ

ね?簡単でしょ 理由なんて口に出して仕舞えば 其れでお終いなの 其れが本物であるかなんて 誰も問わない 唯 事実として理由が存在するか 其れ丈が大事なの

精神と思考は別の処で作用しているが故に 自分の思考が望む死を 自分の精神は与えようとして呉れない 其うして自分の精神が望む生を 自分の肉体は与えようとしない

少しでも自分に価値があると思い込みたくて 其の結果発動される自己承認欲求に 抑える事の出来ない其の愚かさを放棄したい

約束と云う儚い契約を結んで 其れを信じ続けても 反故にされているかも知れない 其んな契約を覚えていないかも知れない 其れでも自分は自己満足の為に 今日も其の約束を継続する

自分は何一つ客観的でも俯瞰的でもなかった 唯 主観の極みであった 其れが何んなに愚かだった事か 其れを実感した処で 何一つ取り返しは付かない 理解している 其うして其れの後悔を実感する機会は 未だ与えられていない事が 一つの幸福なのか 其れとも最大…

理解されない事に憤りを覚えても 理解して欲しいと云う意欲は 憤りを示す程強くはない 唯 理解出来ない方が悪いのだと 高を括っている

物事は喪う事で永遠になる 永遠になる事で所有が認められる 喪う事で個人の歪んだ解釈が絶対的になる 其の対象から乖離して 何処迄も自分自身の自由になる

現実と云うのは 第三者が齎して来る 時には親身にしている人間が齎す事もある 何時だって自分では見付け出す事が出来ない 自分の現実への理解が 実感になるのは自分以外から齎されるからだ 自分一人が現実に取り残されている

同一線上の歴史を展開する事が出来ない 若しくは出来なくなって仕舞った事に 嘆息を吐く 理由に因って結合する事が出来ない 其の歴史に寄り添う事も出来ない

赦されない事に 途轍もない甘美と憧憬を抱く事がある 其れは取り返しの付かないと云う意味合いを含み 喪ったものを再び得たいと云う傲慢さもある

大切な物は 何時も喪って仕舞う 留まる事はない 自分の手中には居たくないようだ

誤字脱字で作り上げられた作文の様な 意欲も意志も吹き込まれていない 自分の人生 完成させる気すらなかった

人に騙る程の能力も欠如して 人に従う程の忍耐力も喪われ 自分を信じる程の自信もなく 如何にも儘為らない

隙間を押し広げて行く事で 拡張して行く 其うして吸収されて隙間が生まれる

任意の思考の飛躍と 任意の視点の変更が容易なのは 人間にしか実現出来ない

理窟が判れば 理由を理解するのは簡単 捏造する事も出来る

触れる事の出来ない貴女に縋る事は 自分を生かす唯一つの理由 貴女は貴女自身の存在価値を認めていないが 貴女の価値は自分が何よりも肯定している 閉鎖された其の世界でしか通用しない言語を用いて 其れを伝えてみる

納得は忘却への誘いだ

理由に依存して 本質を見失っている事が多過ぎる

過去の事象をトレースする事で 意味や解釈を上塗りしている 其うする事で当時感じていた事を 再び感じる事が出来なくなる事が悲しいけれども 其の事象を記憶から迫害して 思い出せなくなる事の方が もっと哀しい