2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

理窟に平伏して 理想を手放せと云うのだろうか

如何仕様も無いことは 如何考えた処でも 如何仕様も無い けれども 如何しても諦めきれないから 自分の執着心にウンザリする

人生を幾ら簡単に考えてみた処でも 人生自体が簡単になる訳ではない

どっちつかずでも 誰つかずでもなく 唯だ 其れは気紛れという 何となくが支配している

自分の想定している最悪の事態も 案外 なって仕舞えば 其れは意外と最悪と迄は行かない様な 最悪の事態なのかも知れない

他人の人生を干渉しようとは思わないけれども 他人に人生を干渉されたいという我儘は何処かにある

此の日常を懐かしむ事が 何年後に訪れるのだろうか 其れは意外と近いのかも知れない

一人で居る事と 独りで居る事に 大分慣れている様な気がする

言葉で偽っても 精神が監視している 精神を欺いても 現実は首を縦に振らない

空想の会話に空虚な想像を重ねて 塗りたくった記憶にも 既に其れは人権侵害を施した 貴女が其処に居て 其れは自分の都合でしかない世界でしかない

当時を当日の様に 其れは今日の様に 其して曳き擦る様に

真実などと云うものは 何んな事でも 何時でも寝返る準備をしている 現象に基づく真実でも 其れは過去に於ける真実であって 未来は何も拘束していない

今の存在や関係性が如何であったとしても 過去に自分が抱いた感情や 思っていたものに偽りはない 其れでいても本当に偽りがなかったのだとしたら 当時の様な選択を行動に起こす事は有り得なかった筈で 結局自分は自分を騙して 貴女を欺いていたと云う事にな…

事実を都合の好い様に解釈して 自分の本意とは違った処で 世の中に自分の放った言葉が流れて行く

平均と云う名の常識から逸脱することで 個性的だねという感想を享受する

同じ事を繰り返すのは 同じ事を求めているから 其うして同じ様な感傷に浸って 同じ様な絶望に陥りたいから 其うして奈落の底に思考が落ち込んでいく度に 如何にも解決することのできない事に気付くのだ

喪う事のない存在などない 喪う事のない関係などない 喪う事のない思想などない 全ては最後に喪い喪った事すらも忘れて仕舞う

何んな一日も自分にとっては 唯だの一日でしか過ぎない あんなにも喪う事を恐れた日であっても 過ぎて仕舞うのだから 其れは唯だの一日でしかない

一度も思った事のない事を 横槍を入れられるかの様に 自分の世界に差し込んで来る刺客 其れでいて破壊した自分の世界の責任は取っては呉れない

其れは自覚した狂気だったのだろうか ひっそりと正常の中で狂う事で 自分は特別だと思い込みたかっただけなのだ 狂気の集団の中に投げ込まれて仕舞えば 其の狂気は忽ち正常に裏返って仕舞う

意味も信条もない 其れらしい言葉に惑わされて 其れをお守りの様に自分の精神の支柱にする 其れが盲目的な盲信になって 思考が破滅して仕舞う

他人の行為に下心があると厭らしいと云うが 自分の利益を考えないで行動している方が 精神的に厭らしいし 信用も出来ない

聡明さについて 度が過ぎると 愚鈍にすらなり得る

儘為らない事しかない 其れは其う云うものだと 諦めなければ不可い 諦めて仕舞えば 今度は自分の人生に嘘を吐く事に為る

人生の8割以上は勘違いで成り立っている 残りの2割以下は偶然で成り立っている

憎しみは伝える事よりも伝わる事の方が多いのに 愛情は伝える事よりも伝わる事の方が少ない

其処に存在しているのは互いの記憶丈 寧ろ相手も記憶を保有しているであろうという 自分の身勝手な偏見による自己満足丈 其れでも相手の存在丈で 自分は生きていける等と勘違いしているのならば 其れは相手の存在を何一つ踏み潰している事に為る

距離や時間や存在を超越してでも 其れが履行されて仕舞えば好いのに 其うすれば憂いを喪う事ができるだろう

喪われた愛情は 得られていた時よりも 更に醜く渇望する

言葉の所為にして 本心を隠す事が出来るのならと思う 本心の所為にして 言葉を隠す事が出来るのならと思う