グローブ。

今思うと
やっぱり僕は大事なものを守りきる自信が無いんだな
そんな事を実感した。

今日は、僕のグローブが盗まれました
中学のときに購入して大事に大事に使っていたやつです。
犯人は誰か知っています。
もっていった瞬間も知っています。
でも、そんな大事にしていたものでも
「何するんだ」
と言うことが出来ませんでした。

その人は、僕とは違う世界の人間です。
その人がいる世界は、とても楽しそうで
少し羨ましいです。
僕たちとは違って、その人たちは沢山すごいことをします。

でも、その人たちはいつも
自分やその辺の仲間のことしか考えなくって
僕たちのことは考えてくれません。

僕がそんなところにグローブを置いて置いたのが悪かったんです。
僕は、何にもすることが出来なかった。

僕は、外の人たちに睨まれて
変な目で観られるのが怖いから。
僕は、何の力も無いから
強い人のいうことを聞くしかない。

僕が大事にしていたグローブは
いまは、もう知らない人のところへいってしまっている。

僕は何にも出来ないんだなぁ。

やっぱり僕には何にも守ることができないんだなぁ。