本番。

今日は指定校推薦の面接当日。
指定された時間は午後の1時30分なので
僕はいつもより少し遅い時間にベットから起き上がった。
いつもの事ながらの寝不足状態。
体は睡眠を欲しているのに
上手い具合に脳が・精神が付いていかない。
僕は、この奇妙な症状にもう5年近く付き合わされている。
お陰で今や慣れた状態。
そんな寝不足の状態が僕にとって普通に成りつつある。
軽く着替えを済ませ
1階に降りてくる。
時計は午前9時30分を指していた。
家を出る予定は10時50分。
時間的にはまだまだ余裕があった。
僕は洗面所に向かうと性質の悪い悪い寝癖と格闘を始めた。