面倒。

何か、面倒臭いので。
随筆より抜粋。
以下より抜粋記事です。
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僕は厭な奴だなぁ。
他人を見下す事でしか僕は自分の生きていると言うことを実感する事は出来ない。
本当に厭な奴だ。
他人なんて所詮は象徴でしかないのに。
其れ以上なんて無いのに其の象徴に存在理由を求めても無意味なのに。
何でなのだ?
ヤッパリ僕も其処等辺に転がっているガキンチョと一緒なのか?
中学生や高校生をこんなにも毛嫌いするのは其処に自分を見出しているからなのか?
如何なのだろう?
きっと君に僕の意見を押し付けるのだってそうだ。
自分がこうやって頭の中で何度も練り直し暖め続けている理論を認めてもらいたいからなのだ。
僕の考えは間違ってはいない。
正しいとは言えないが私は認めるよ。
と。
そうやって認めて貰いたいからなのか?
そんな無意味なことを?
だけれど其の人生論・哲学に自信が無い。
だから、君の意見を全て飲み込まず。
真っ向から否定しようとするのか?
そうなんだろうか?
どんなにニヒルを気取った所で其れは単なる逃げに過ぎないのか?
僕は只、其処で否定される事を怯えているのか?
僕は只の臆病で誰よりも弱い人間で自分の殻に閉じこもっている。
そうなのか?
いったい何なんだ?
僕という存在は?
何の為に存在するのだ?
利用価値など無いだろう?
どんなに利用されても。
何れは死ぬ運命にある。
無意味だろう?
意味なんて持つことは。
考えれば考える程解らなくなる。
怖くなる。
だから僕はニーチェだのライプニッツだの哲学者に縋り其処に生きる理由を擦り付けて僕は必死で抵抗する。
そして、僕は必死に自分を騙し。
信じ込もうと必死だ。
僕の体が今を生きようと必死なくらい。
僕は生きているんだと。
理由があるんだと。
存在するべきなのだと。
そして、僕は必死に自分を騙す。
僕は其処等に転がっている人間とは違う。
真面だと。価値があると。
そして、他人を見下し。
其の考えの正当性を訴える。
この繰り返しだ。
之が間違っているのか?
若し、そうだとしたら何が正しいのだ?
そして、何が間違っているのだ?
一体、如何することで僕は救われる?
如何すれば認められる?
如何すれば僕は笑える?
如何すれば答えが導き出せる?
この難解な数式の解法は何処に或る?
答えなんて、この世に存在するのか?
誰が其の答えを知っている?
なぁ。教えてくれよ。
其れを絶対的答えとするならば。
僕は其れを知りたいんだ。
若し、この命がなくなるとしても其れを知る事を僕は望むんだ。
ねぇ。誰か・・・。