残酷。

自分を偽り続けてドレ位経ったのだろう。
そもそも、自分を偽ると言って置いて
だとしたら、本当の自分等存在するのか?
僕が此処で偽りと言っているのは本心
詰まり本能に従うであろう極めて本能に近い理性の事なのかも知れない。
其の本能に極めて近い理性面倒臭いから本極性とでも約すか。
其の本極性に逆らい僕がいると言う其の事実を貫き続けてどれ位だろうか。
現実は、真実は常に残酷だと云う其の事柄を用いるのなら
僕が生きていると云う其の事実も亦残酷極まりない。
そうだね。
僕と言う此の意識が存在し此処に居てこうやって
ディスプレイの前に座っている。
なんとも奇妙な光景だ。
だけれど、周りも僕もいつしか其の奇妙に慣れてしまったのかな。
とても残酷だ。
人間が生きると云う其の事が。
何よりも残酷で。
僕が死んで。
僕の意識が亦別の僕に生きるのかな。
僕は一生死ぬことが出来ないのか。
僕と云う体は死ぬのに。
残酷だな。