僕の知らない君。

泣けないよ君の前では 早く目を逸らして欲しい
僕は未だ情けない程 君の事が好きな儘だから
久し振りに会った君は 雰囲気が変わったみたい
僕の知らない服を着て 髪も短くなってた
だけど見慣れた腕時計 初めて僕があげた物
少しでも君の何処かに 残ってて嬉しかった
友達に戻るなんて やっぱり僕には出来ない
こんなに近くに君が居るのに 如何しても 届かない
何を間違えていたのか 如何してこうなったのだろう
問題集捲る様に 答え合わせ出来ないね
嫌いになった訳じゃないと 言ってくれた言葉が
余計に僕を苦しめてる事 もう君が知っているでしょ
本当は少し期待してたよ 遣り直せる気がしてた
だけど君はもう他の誰かを 愛し始めている
泣けないよ君の前では 早く目を逸らして欲しい
僕は未だ情けない程 君の声を聞きたい
何時か亦出会えるのなら もう二度と離れたくない
だからもう終わりにしよう 僕は君が好きな儘だから