社会。

僕は後1000日もしないうちに社会に進出するだろう。
否。
しなくてはいけないだろう。
然し、僕は社会に対して何の期待も抱いては居ない。
社会的地位も名誉も僕は要らない。
本が買えるだけのお金と其の本を納めるだけの家を買えれば
僕は其れだけで良い。
僕が思うに社会的地位何ていうものは下らないと思う。
人間は皆、自分の存在証明が自分で出来ない。
だから自分と言う存在に常に不安を抱いている。
其れを誰かに認めて欲しくて人間は愛情だの友情だのに縋る。
其れと同じような物だ社会的地位は。
自分の存在証明を仕事仲間等に認めて欲しいから社会的地位を望む。
然し、社会的地位は少しした事で揺らぎ堕ちる。
だから、より多くの社会的地位を望む。
僕はそんなものに興味は無い。
只、本を読みたい。
只、思索に耽りたい。
只、死んで仕舞いたい。