2007-06-09 嗚呼。 僕は、正直言って意識を喪った時嬉しさが支配していた。 長年願い続けた死と云う物が漸く僕に訪れ様としているのか。 僕の意識を体は確実に離れつつあった。 開放される。 そして僕は意識を喪う。 医者は得意気に僕の命を救った事を話す。 僕はそんな事望んではいなかったのに。 僕は、只。 死のみを求めていた。 あの環境下で 仮に僕が生存を続けたとしても 僕に残るのは苦痛のみであった。 僕は如何やって生きていけば良いのだろうか。 残りの大学生活を。 死んで仕舞いたいな。 誰か殺してくれないかな。