傲慢。

僕が、幻聴だの耳鳴りだの不眠だの鬱だの唱えても。
信じては呉れない事を知っている。
適当に理由を付けて追い返す事を知っている。
慰め代わりに適当に薬物を与えて放り投げる事を知っている。
別に、解って欲しいだのそんな事非生産的な事を期待しては居ない。
僕を理解して呉れる人間等何処迄逝っても存在しない事を知っている。
僕だって僕の事を理解できないのだ。
他人に理解しろと云う方が甚だ傲慢と云う奴だ。