僅か。

後、少しで就職活動をしなくてはいけないだろ?
本当は院生に成って研究をしたいけれど
ウチは貧乏で先立つ物がないから出来ないし。
となれば、後2年で大学も卒業で
結局適当に就職して終わりでしょう?
結局僕は何に成りたいとかそんな未来に対する要望は
何一つ叶えられずに
何一つ解からずに終わって行く
就職して仕舞えば後は巧く行けば定年まで
只管時間に縛られる生活。
そんなのも阿っと言う間だ。
其れで気付けば死んで仕舞うのだな。
只単に流されて、其れでもう人生の終わりは直ぐ其処にある
人生を嘆く事に美しさが亡くなるだろ?
只の気違いになるだろう?
殆ど時間等残されていないのだな。
小説が幾ら頁数が多くても
読み終わって仕舞えば其れ程の頁数を感じない様に
1日を長く感じても
人生が終わってしまったらトテモ短く感じるのだろうな
一体なんの為に生まれてきたのだろうか
僕に残された時間は後僅かなのだ
愚かだなあ。
悲しいなあ。
でも、其れを僕が如何する事も出来ない
  
  
昔、なりたくないと思っていた人間に
僕は刻一刻と近付いて行っているのだろうか
何となく周りの環境に流されて
妥協しかしないで
我を通して此の世で生きる事は容易い事ではない
只でさえ生きると云う事が容易でないのに
其処に尚且つ我を通すだなんて
僕には出来かねる。
我を通して其れでも世の中で生きていく人を見て
僕は憧れるし尊敬もするし
カッコいいともおもう。
だけれど、僕がその様に行動した所で
其の行動に対して
称賛してくれる保証はないし
支持してくれる可能性も低い
だったら周りに流されて
何となく生きていく方が
上記の二つは可能性が上がる
だから、僕は其の様にして生きていくのだろうな
僕には生きていく自信がないからさ。