2007-10-08 真理と経験。 此処に一つの真理が存在したとして。 其れを一つの真理で或ると己が認める為には 其の真理に相応しい経験を有している事が 暗黙の了解として成り立っている。 生まれて言語を取得した刹那人生の意味を教えられ 其れが絶対的な物だとしても 人生の真理を追究する丈の経験を有しなければ 其の絶対的真理の核心に触れる事は不可能である。 然し、其の経験をし過ぎる事も亦 其の或る真理に対する価値を著しく害する結果に終わる。