科学と宗教。

飛んでいた飛行機が空中分解する。
一度生命活動を停止した生物が生命活動を再開する。
心臓を抉られても生き続ける。
目の前に突如として巨大な壁が出来る。
燃料アルコールの液体部分が燃える。
   
此れ等は科学的にはありえない事である。
然し、現実的には在り得る事である。
科学は、結果から導いた帰納であり演繹ではない。
帰納の上に原理原則が成り立ち
演繹をするのだ。
科学は、万能ではないし
絶対でもない。
科学は或る種の宗教なのだ。
科学的に性能・効能が証明されれば
人は惜しげも無く金を積む。