裸の王様。

君が愛と信じる物を
僕は其れを愛と認められない物を
双方が持ち寄って
僕が君の言う其の愛に異議を唱えても
其れは僕の主観の域を脱しないのだから
永久に君の思考を汚す事が出来ない。
僕の異議は只単に僕の意見であって
其の意見は如何しても
君主観の世界観を汚す事が出来ない。
僕は僕の主観の中で
只々好い気に成っている
孤独な裸の王様なのかな。