一喜憂。

僕は君の様に巧く立ち回る事何て出来ないのだ。
僕は只、泥を飲み続ける事しか出来ない。
其れが良い事であれ
其れが悪い事であれ
僕には其うするしか他に何も仕様も無い。
何が出来るのだろう。
僕の小さな手で出来る事は限られている。
僕が手に入れたものはとてもちっぽけで
僕が喪ったものはとてもちっぽけで
其れに一喜一憂して
其の先に僕は何も得ていない事を知るのだ。