研究職。

深夜の研究室にいて
朝方になって朝焼けを見に屋上に上がって
白衣のポケットに手を突っ込んで煙草を吸って
飲み成れない珈琲を飲んで
嗚呼、研究者って何でこんなにも楽しいのだろう。
心地よい脳の疲労
自分の知識と思考丈が頼りで。
何とも面白い。
新しい発見に
新しい考え方
ズット憧れていた職業に限り無く近付いて
僕はズット其れに手を伸ばして
僕は僕自身で遠ざかる。