2010-02-10 レストラン。 セルロイドのボーカロイドが歌う兔を思うと 少し丈重なるものが生じるんだ 間違イナイ コイツハ怪異ダ 権利がないと嘆いてみる事は容易いが 権利を手に入れる事は難易だ。 難易にして難儀にして難解。 湖に転写される新月を救い上げる事を考えあぐねて 僕には怪奇に映る 毎日を当たり前の様に往来していく人々を見詰めて 自分だけ其処に存在しない事を自覚して 其れを喜びに昇華させるのだろうか 其れとも其れを悲しみに還元するのだろうか 自己欺瞞にして自己満足的なニヒル的な哂い 経験に起因する思考は何処か違う 味気なくなるものもあれば 磨きがかかるものもある