自分自身が如何する可きなのかは解らない。

本当の瞬間は怖いものだと
三島由紀夫は永すぎた春の中で主人公に語らせている
漠然と思い描いていた事を実行に移そうとすると
手が震える程に怖いと感じている
此れは自分にとっての本当の瞬間なのだろうか
此の儘自分の遣りたくない事をしていて

抑、自分の意志は関係ないのか
確かに自分は決断をした
其れは事実だ
と云う事は其の先の責任は自分にあるだろう
知っている
詰まりは逃げ出すと云う事になるのだろうか
其うかも知れない
選択は難しい
決断するのはもっと難しい