此れは夢から覚めないと云う悪夢である事に違いは無い。

冬が近付くと如何しても
自分の世界観の中に毎年駆け巡る
其の現象は冬の訪れを告げる様に一つの周期的に
自分と季節を同期させる役割を担っている
喧しいモータ音を耳鳴りの様に逐一思い出して
此処に再現性を求めるのは何故だろう
其れを考えると
辛い想いばかりを強いていたと云う客観的観測を
今更ながらするのだ
其れが妥当性を欠いていた事に
自分自身の不甲斐無さを然りと認識する