恐れしか存在しないのは安心を知らないからではない。

自分の脳内仮想空間に広がるものは
現実の具象的分野に於いて何の還元もされてはいない
思考する事が求めるものは具象的に還元される事だ
其れは市場で適応出来ない研究は意味を為さない事と同様
然し、其の両者とも究極的に詰めると
具象的な還元作用を持たない事に気が付く
其れは市場の介入の無力さを痛感させられる
其して人間の作り出した「仕組み」が
どれ程無意味なものなのか其れを実感させられる
仮想空間に広がる思考を励起状態とするのなら
具象的に還元された思考は基底状態なのだろうか
仮想空間を目指して
結局は具象的空間に叩きのめされて
其れに満足出来なくとも
其れでも仮想空間を望まない自分の思考は
自分の世界其のもので
馬鹿らしく
如何にも自分らしいな