恐ろしいのは意外な事で当然の事は安心出来ない。

自分が心待ちにするものは
何時も手に入る事は無いのに
自分が懸念している事は大体が其の通りになって
更には其れよりも悪しき事態になるのだ
屹度、自分には一生拭う事が出来ないものを所有する
其れは仕方の無い事で
何時か其の胸の内を明かして遣りたいと
密かに画策しても
其れ以前に明らかに自分の懸念材料が沢山有って
其れは自分では抱え切れ無い程で
誰も背負っては呉れない