何時だって走り出しは今一どちらかと言えば最悪。

恐怖と不安が存在する事は不幸ではない
何処にでも有り触れた当然の成り行きで
認めざるを得ない事だから
じっと我慢して解決策を考える
不満が存在する事は不幸ではない
生きている事が不満なのだから
如何にも逃れる事は出来ない
難解過ぎる事に突き当たって
嫌気を帯びた自分の人生
何で人間は此うも面倒を量産する装置なのだろうか
其う考えても口を吐いて出る筈も無く
誰かに騙れる訳も無く
『だから』何て言い訳を施す心算ではなく
唯漠然と確実に死を望んでいる事実が存在する