夕日と朝日を迎えた黄昏時には終わりたくなる。

一つの物語の始まりと
一つの物語の終わりに興味を抱かないのと同様に
本を読むと云う行為に於いて
自分が其処に重きを置いていないのは
興味の対象が其処に存在しないからで
重要な事は其の奥底に眠る
思考なのだ
考察と思考を繰り返して
其れを掘り当てる事には興味が無い