飛ぼうとしたって羽根なんかないって知っているから飛ばない。

久しく忘れていた感覚を
思い出したと表現するより
類似した感覚を手にしていると表現する方が
或る意味では適当で
其れは即ち適切でもあるのかも知れない
断続的に脳内に漂い
断絶的に切り替えを行い
段階を踏んで
何時かは消化されて
結局の処は無かった事にされて終う