感嘆符と疑問符。

確かめる間も無く
総てが予期されていたかの様に振舞われ
自分独り丈が置き去りの儘
途方に暮れている
東方の彼方に密かに佇む面影を見詰めて
自分の成れの果てに後悔と納得を
達成感と共に抱く
其れを誇りと自尊心を以って迎え撃つのは
哀しい運命と呼ばれる使者なのだろう
果たして自分には一体全体
どの様な意味を其処に与えるのだろう
自分のす可き事は何か
其れを宿命と名付けるか
其れを運命と名付けるか
其れとも必然と高を括って何時もの様に
煮え切らない態度を取る事に逃避してみようか
羅列を貫き付加を忘却する事で
誰かに賞賛されるなんて可笑しいと思わないだろうか
其んなものが此の世には沢山蔓延している
其れが当たり前だから殆どの人は其れに気付かない
疑問符を持つ処か己から進んで
詰まりは積極的に取り入れようとすらする